ここのところ連日、ニュースのトップは非正規雇用社員問題や休み返上での役所のセーフティネット対策が伝えられていますが、

 実際の所、このセーフティネット対策(セーフティネット保証制度(5号:業況の悪化している業種(全国的))
(全国的に)業況の悪化している業種に属する中小企業者を支援するための措置

 を意味しているのですが、この保証を受けて融資まで受けることのできる企業数は結局1~2割程度だという話をききました。それぞれの市区町村の信用保証100%がついているにもかかわらず、最終判断は銀行にあるためです。

 最近は信用保証が付いても1割程度銀行負担ということになり貸し渋りが発生したりしていましたが、今回は100%保証付きですが・・・・

 銀行融資まで辿り着けることはなかなかハードルが高そうです。
 極端な話、いつもの銀行等のおつきあいがどこまでできているか、支店長まで辿り着いているのか?これに尽きることだそうです。
 このセーフティネット保証制度5号は銀行としては金額のリスクはともかく経営リスクが高いと判断しがちなので、そこを信頼してもらえるかという最大の難関があるのでした。

 折角勉強したのですが、我が社は条件満たせず(直近の利益減少など)、制度受けることができませんでした。

よかったような。悪かったような・・・

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