松本零士さんに賠償命令 槙原さんに「盗作の事実なし」(産経ニュース)

著作権保護関係ではクリエイターを代表して数々の場で発言してこられた松本先生ですが、どうも引っかかります。

著作権保護期間延長を巡っては

著作権保護期間は「金の問題」? 中山信弘氏や松本零士氏が議論 (1/3)(ITmedia)

「金の問題ではない」と松本さん

とこちらでは著作人格権に主眼をあてた主張をされてきた先生ですが

この数年の活動では上記の訴訟にしろ、パチンコ、スロットなど数作だけではなくあらゆる作品を現金化しているように思えます。人格権を尊重する場合、他人にガンガン改変されるゲームの要素はなかなか認知しづらいと思うのですが・・・

あと、どうしても引っかかるのは先生の作品にインスパイアされてあらたな作品を生み出されたのは喜ばしいことだと思うのですが・・・
「銀河鉄道999」が宮澤賢治の「銀河鉄道の夜」にインスパイアされたように。

何か、不自然な頑固さを感じてしまいます。あと、先生の発言がクリエイター代表の発言になってしまうことに危機感を覚えています。

 現在のクリエイター達の方がこの問題に発言してもらえれば大きく流れは変わると思いますが・・・。
漫画家ならこち亀の秋本治先生とかバガボンド・リアルの井上雄彦先生とか
アニメ系なら押井守先生とか。
 現在の時流を作っている方々の話を聞きたいなあとおもった一件でした。

全然関係ないですが、現在著作権のライツ管理、2次利用の許諾関係をクリアすることにもっとも数をこなしているのはパチンコ業界ではないでしょうか?

チラシで「ゴースト ニューヨークの幻」がパチンコ化されると知ったときにはぶっ飛びました。
どうやって今更権利獲得したんだと・・・(当然2次利用、改変付き)
イヤー動くお金が違うからかもしれませんが本当にあらゆる作品のライツ獲得ものすごいですね。

すこしノウハウが知りたいです。