昨日、祖母が亡くなりました。本日通夜ということで横浜から大阪に帰ることになりました。
ここ数年、いわゆるぼけが始まった祖母でしたが、それ以外はかくしゃくとしたモノで会話などや、身の回りのこともしっかりしていましたが、定年退職間近の親父(長男)とお袋がもっとも近い場所にいると言うこともあって、介護を行ってきました。

 親父の定年退職後もなかなか自分の時間はつくれず、いわゆる老々介護を数年つづけてきました。
自分の仕事を勤め上げ、次は介護が待っている。

 これは我が家だけではなくこれから多くの方が直面する問題だと思います。
自分自身、横浜で自由にさせてもらっていますが、いつ大阪に戻らなければいけないか、わかりません。
(僕も長男ですので、ただ大阪に次男が居を構えています)

 これから少子化社会、一人っ子というかたも多いでしょう。ましてや晩婚化が進んでいるわけで
子どもが20代後半、社会に出てライフプランを考える際には、両親の介護ということも視野に入れておかなければ
ならない時代が着実に近づいてきているような気がします。

 高度成長期から昭和までの
 受験戦争→大学→就職戦争→就職→結婚→子育て→マイホーム→定年退職→年金生活

といった図式はもはや完全に崩れていますね。
特に最後の支え、年金が破綻しました(30年後にまともにもらおうとすると今の政治で道筋を立てて実行の段階でないと無理なので)、定年退職も延長させられたり、退職金の減額など、後ろのライフプランを考えれば考える内に、20代、30代で生涯賃金を稼ぎ出すようなことをして財源安定した上でそのあとのライフプランを加算させていくそういうことが必要になってきているなあと考えさせられました。