「私は貝になりたい」という1958年に制作されたテレビドラマがSMAPの中井正広さんと仲間由紀恵さんの配役で11月22日より映画館 に配給されると言うことです。

実は私は1958年版をVTRで見たことがあります。本当に1958年版かどうかはわかりませんが(恐らくテレビ再放送時)、大学時代メディア論の先生が持っていまして見ることができました。

モノクロでしたが、非常にあらゆる面で重たい作品でした。時代が変われば見方がかわる、何も遠い昔だけの話ではなく、「善悪」「常識」、今日、明日にひっくり返っていることさえあることを教えてくれた作品でした。

 今回の映画作品が戦犯物のドキュメンタリー風作品という単純な表面を捕らえるのではなく、できうることなら私が初めて見た時のやりきれない、切ない、そして重い重い衝撃を今の世代に与えることができるような作品であることを祈っています。

 ポスターを見たときに少し「私は貝になりたい」の原作のイメージとダブらなかったので少し心配しています。
 

 現実に台湾では政権が変わった途端、陳水扁・前総統が公金横領という形で逮捕されました。
獄中で何もなければいいのですが・・・。公金横領等、日本でも事務所問題等細かいところを探して行けばいくらでも逮捕可能な世界です。
 
 麻生総理がアメリカの新聞に寄稿した論文は、自費で支払ったのでしょうか、翻訳などは誰がやったのでしょうか?(日本語も不完全な総理が論理だった文章を翻訳できるとも思えないし) 私人の立場(有識者)でしたら外務省などが翻訳するのはある角度から見れば私的流用ですし、公人として発表する場合だったら最低限、閣議決定(または伝達)は必要でしょう。税金を使いますので。
もし、政権交代が合った場合、麻生総理が獄中行きになる可能性もないとは言えません。
大なり小なり政治家にはキズはあるものでしょうから。
 
ところで
この作品、映像なしでラジオドラマ風のオーディオブックで再現したいと大分前から考えていました。

コストとそれよりも作品の重みに手を出しかねていたのですが、耳だけで聞くとどのように捉えられるのか
映像よりもより深いところまで辿り着けないか、可能性のある作品だと思っています。