弱小企業の敵
厚生労働省・社会保険庁からいつもの保険料納入告知額・領収額通知書が送られてきた。

税金関係で毎月見てもやりきれなさを感じて、これさえ無ければ会社運営どれだけ楽だろうと
思ってしまう、いつもの通知。

その中に今回はさらにペラが一枚。

「本年10月、政管健保は「協会けんぽ」に変わります」

これは健康保険の給付や任意継続に関する物をこの「協会けんぽ」が引き継ぐという物らしいですが
ご丁寧に
「協会は、非公務員型の法人として新たに設立される保険者であり、職員は公務員ではなく民間です。
民間のノウハウを積極的に・・・・」

と書いています。

その一番下の図では
保険料の加入や納付に関する手続きは現在通り社会保険事務所が行って
給付関係や任意継続などを「協会けんぽ」の各都道府県支部が行うということです。


一瞥しただけで、官僚の考えた仕組みの全容はわかりませんがいくつか明確なギモンがあります。

1)社会保険庁はこの移管により何人削減できたのか、いくらコストダウンができたのか?

2)協会けんぽは民間、なら運用財源はどこからもってくるのか?
民間なら倒産や減資もありえるということか?

3)運用は各都道府県支部に任されるということになるので住む地域によって対応が異なってくるということにならないか? ただの地域への丸投げ、押しつけではないか


ちょっとペラだけみただけでも疑問点続出です。
とりあえず、健康保険は、政府官署ものから早く離脱せねば。
あとは、厚生年金保険もなんとか別口の方法を考えなければ、いっそ会社を海外に出すか・・・

とりあえず先行してこの協会けんぽについて書かれているブログ等をリンクしています。

上田たかゆき (国民新党系 政治活動家)
10月からの協会けんぽ
http://gogoueda.exblog.jp/7414909/

サラリーマン健康保険の一部(協会けんぽ)の、都道府県単位の保険料 (CNET パブリックブログ)
http://japan.cnet.com/blog/0012/2008/01/20/entry_25004316/


協会けんぽ 懲戒処分者71人採用へ 社保庁改革骨抜き批判も (iZa イザ ベータ版)
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/137623/