今週、約10人の退職のご案内と
4名の異動および異動の内示の案内をメールで受け取った。

季節だなあと思う。
退職メールをもらうのは当然この時期が一番多く、次に多いのが12月、あと7月、9月かなあ。

皆様の次のステージが良きモノになりますように。

更に決算期の会社にとっては、この一月、目標達成のために大変だったろうと思う。
特に上場会社や上場予備軍の会社にとっては目標達成は必須で、ものすごいプレッシャーだと思います。

正直、粉飾決算などと新聞沙汰になるのは氷山の一角で、会社運営しているところは大なり小なり無理して数字をたてています。それがアウトになるかセーフになるか、ファールラインを超えちゃっているのか?
見つからなければセーフというところは必ずあると思う。無いようにするのが一番だけど清濁併せのまなきゃいけないことも多いと思います。

ただ、それが経営陣の手際なのか現場に押しつけるのかでその会社の善し悪しとなってくるのかなあという気がします。

まあ、他人事みたいに言っていますが、ことのは出版は11月が決算期です。半期決算は5月。数字が下がることは絶対に許されないわけで、その時点でオーディオブックの市場自体もある種判断されてしまうので、伸びのある数字にしたいところですが・・・ なかなかねえ

閑話休題

本日の日経新聞朝刊15面、面白い見出しが列挙していました。
・サントリー映画命名権を取得
・ローソン 団塊ジュニアを対象にPVDVDを販売
・3Dテレビ 来月商品化 (ヒュンダイITジャパン)
・連続ドラマなどネット配信拡大(フジテレビ)
・声優気分で音声録音、カラオケボックスで「アフレコ」(バンナムなど)
・スマートフォンで携帯参入(日本通信)
・米ソニー・ピクチャーズ アニメ作品制作 日本企業に委託、マッドハウスなど

マッドハウスは個人的に時をかける少女、WXⅢパトレイバー劇場版、パプリカ、OVAのロードス島戦記など
個人的にも大好きな作品を出している会社です。昔からのイメージで角川系のメディアミックス戦略には必ず入っていたような気がしますが、思いこみかな?

見出しで関連性が強いのは

ローソンPV
映画命名権
ネット配信拡大
スマートフォン
でしょうか。

特にネット配信に関してはフジテレビはPC、携帯電話向けでNHKはネット接続対応型のテレビ向けということです。
当然PC→携帯→テレビと端末が移動していくのは必然なんですが、ワンセグ携帯も含めてテレビの方もVOD
(ビデオオンデマンド)をネットではなく放送の帯域をうまく活用すれば、優れたモノになるのにと思ってしまいます。
セキュリティ・課金認証だけネットに任せて映像は放送波にのせられればいいのになあと


この数年以内へたすれば2,3年以内にレンタルビデオという業種そのものが無くなるかもしれない。
最近、TUTAYAの半額クーポン来る率が異常に増えましたね。半月に1回は来ているような気がします。
半額でまとめ借り、延滞金で利益を上げる。
悪くはないのですが、回数が多くなってきたというのは既に影響が出始めているかもしれません。

個人的には、近所のTSUTAYAに「創世のアクエリオン」置いてなかったので、ネットで見ました(正確には
あと残り4話ぐらい残っていますが、オープニングが頭に残る作品でした)

ネットインフラは日々整っていき
コンテンツもライツ処理も含めて活発化しています
視聴デバイスもスマートフォンなど汎用化されたOS上で動く仕組みが整って
ますますコンテンツの世紀です。

そのとき、下請けと漫画・小説の原作に頼り切ってコンテンツを作る力を失ったテレビ業界は
どう対応するのでしょう?

一番、コンテンツ制作能力が衰えているのは間違いなく今のテレビ業界です。
影響力と資金力は最大ですけど・・・
こういった状態って国にたとえるとアメリカ?
ガマンできなくなったら力業で攻め込むぞ!みたいなことにならないよう
自重のほどくれぐれもよろしくお願い申し上げます。