3年ぶりの村上春樹さんの新作「夏帆」、
ワクワクしながら本を読もうとしています。
どんな場所で読書を楽しめばいいでしょうかね。
ある投稿に「夏帆を読むのが正解なの!」
とあったのに、
インスピレーションを受けて書いてみました。
★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
信濃町駅は高校の最寄り駅だったけど、隣駅はあまり下りたことがない。能楽堂があったりと、背伸びしないと入れない場所があったからだろう。
今日は隣駅に目当ての店がある。そここそが今回の新作を読むにふさわしいと思う。
店はすぐ見つかった。店名を確認しつつも、今の私からしたら、すごく昭和の匂いがする場所だ!
ドアを開けると、カウベルがカランコロンと鳴り響く。カウンターでうつむいて本を読んでいた店主が身を起こす。「いらっしゃい」
店内をながめ回すと、各テーブルには灰皿が置いてある。壁はヤニで黄色い。
どうやら私は昭和にタイムトリップしたようだ。
店内にはジャズが流れ、中央に見事なグランドピアノが置かれていた。音量はやや大きめだが、かえって読書に集中できそうだ。
ところで、私は本にカバーを掛けない派である。破けたり、汚れてくればくるほど愛着が増すタイプだ。
今回もカバーなしで新刊を読み始めるわけなのだが。
注文のコーヒーを運んできた店主が本に目を留める。かるく目をしばたたせ、店に入ってからずっと視線を避けがちだったが、こちらをまっすぐ見る。
「この本の作者ですけど」
「はい」
「僕と同じ名前なんです」
「だとすると、あなたもいずれ小説を書くことでしょうね」
と、千駄ヶ谷の「ピーター・キャット」で、私はにっこりと返した。
<了>
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
アカシックリーダー、ガイドの伊藤桂子です。
仕事や人間関係の問題、
人生のテーマ、過去生等に
お答えしてきました。
リーディングでは、
アカシック・レコードという見えない領域から、
情報を取って、お伝えします。
ガイドは、一緒にアカシック・レコードという、
無限の領域を体験し、
ご自分で悩みの回答を探るセッション。
不明点があればお気軽にお問い合わせ下さい。
お申し込み、お問合せは
コチラから。
電話とありますが、今はZoomのオンラインです。
