先日は久々に歌舞伎座に行ってきました。
当然歌舞伎鑑賞が目的です。
観たのは夜の部
婦系図
源氏物語~六条御息所
どちらとも玉三郎さんがヒロイン
婦系図は泉鏡花原作を舞台化したもの
主人公というか相手役は仁左衛門さんです
20代後半の役
「厚かましいのですが(笑)」とプログラムの中で語っておられます。
役者さんはすごいですね。
新派が最初に上演しているので、歌舞伎座ですが女性も出演されていました。
元は芸者のお蔦、今は駆け出しのドイツ文学者の早瀬主税の悲恋。今の世なら何で⁉️と思うような理由で別れることを決めた二人。
有名なセリフがあります
「切れる別れるは芸者の時にいう言葉。今のわたしには死ねと言ってください」
理不尽な身分や職業差別、男尊女卑。
今でもきっとあると思います。目立たなくなっただけでね。
源氏物語
光源氏は染五郎さん。まあ、ぴったりかも。
隼人さんでもと思いますが、彼は今博多です。
六条御息所は玉三郎さんです。
生き霊になって光源氏の正妻葵の上を襲う御息所
それを知って退治する光源氏
少々原作とは結末が違いますが、御息所の哀れさが強調される結末でした。
ベテランお二人の息はぴったり
艶やかです。
でも、いつ見られなくなるかわからない。
見られるうちにみておかないと❗
新年は大阪で見られるのは嬉しいです。