私もメンバーのひとりとして活動しているコウベまちむすびからのお知らせですクラッカー



毎月1回、金曜の夜にお弁当を食べながら、
“東灘でくらす、はたらく、そだてる” について、
気軽におしゃべりしているまちむすびサロン


1月のテーマは「震災とこれからの防災」としました。

ちょっと重いテーマかもしれません。
実際、まちむすびのメンバーも、
当時東灘で被災した人、
別の地域で被災した人、
まったく震災を経験していない人、とその立場はいろいろです。

震災に関して伝えなければと思うかと思えば、
まだつらくて向かい合えない部分もあったりします。
正直、あまり関心がなくて、
この時期に周りが急に「震災、震災」と言い出すことへの温度差を感じているメンバーもいます。

どれも今の東灘の実情の縮図だと思います。

過去を振り返るだけではなく、
未来に向かったどうつなげていくかも、今の神戸の課題です。

もう、あんな震災は二度と起こってほしくない。

けれども、万が一があった場合、
もしかしたら、私達女性が子どもを守らなければならないかもしれません。

そのときに、知識や備えがあるのとないのとでは、
大きく違うように思います。

そして、地域で助け合える顔見知りをつくっておくこと。

これも、いざというとき命運をわけることになるかもしれません。


実際、私も被災したときに、日頃挨拶をかわすだけだった同じアパートの人が、
「大丈夫か~、出れそうやったら出ておいで~。余震がきたらあぶないで~」
と、声をかけてくれたからこそ、
埋もれていた家財道具の隙間から這い出すことができました。
その後、「避難所へ行こう!」と近所の小学校へ一緒に連れていってもらったのも、
近所の方がいてくれたからこそです。
(当時独身だった私は、近所のどこに小学校があるかも知らなかったのです)

昔は近所づきあいがあったからこそ、
「○○さんはいつもこの部屋で寝ていたはず」というのを近所の人が知っていて、
瓦礫の中からの救出が早かったという話を聞いたこともあります。


去年好評だった、「非常持ち出し袋」のシェアもあります。

各家庭で用意している「非常持ち出し袋」の中身も、
子どもの年齢によって、おむつやミルクの有無など、
内容がかわってきたりします。

また、あれもこれもと詰め込みすぎると、ものすごい重量になってしまうことも。

軽量化や便利グッズについても、いろいろと情報交換できました。

中でもナイスだと思ったのが、人探し用に家族の写真をいれておくこと。

「これも子どもの成長にあわせて、毎年入れなおしておかないとね~」などと、
和気あいあいと話していました。

今回は、まちむすびメンバーお手製のキッズ用防災ベストのご披露も予定しています。

なかなか普段友達同士でも話さないテーマではありますが、
いざというとき、備えあれば憂いなし!
一緒におしゃべりしながら、考えてみませんか?


まちむすびサロン

<日時> 1月17日(金)19時から21時
<場所> リベルタ学舎
     リベルタ学舎は、住吉駅(JR・六甲ライナー)から徒歩3分。
     阪神バス西宮神戸線・神戸市営バス(33、35、37、38、39)のバス停「JR住吉駅前」すぐ。
     国道2号線の、南側です。
     お隣の、大きな看板のラーメン店「ふうりん」が、目印です。
     1Fは、韓国料理店「新羅」です。

<会費> 大人1000円 
       子ども 弁当小500円 弁当大600円

       お弁当なしの場合は、大人は500円、子どもは無料
  
<内容>
19:00~  お弁当タイム

19:45~ 「しあわせ運べるように」みんなで合唱
       1分間黙とう
       震災当時の話

20:00~ 防災のお話し
       ・防災リュック披露
       ・キッズ用防災ベスト紹介
       ・神戸市の防災地図の紹介
       ・シチュエーションごとの避難方法など 

21:00  解散


お申し込みはFBをされている方はこちらから音譜
もしくは、kobecco@kobe-musubi.org までどうぞ。


皆様のご参加、お待ちしています~