「子どもの心と教育研究大会」なるものに参加してきました。



兵庫県、神戸市、姫路市、洲本市、南あわじ市、淡路市、赤穂市、高砂市の
教育委員会の後援(予定も含む)ということもあってか、
参加者の殆どは教職にある方や、教育関係の方のようでした。

そもそもこの会は、コーチ仲間であるなおさんが、
神戸でこんな会があるよ、と教えてくださって知ることができました。

全体会フォーラムのテーマは
「子どものための学びをつくる~わたしが手と心でできること~」

子どもに対して就労体験に関する事業を行っている松浦真さん、
「健全な心と豊かな食」を基にした心の育成活動をされている福本理恵さん、
「チーム支援」で自立させる支援に評判高い特別支援コーディネーター井上ともこさん
というパネリストの面々。
ファシリテーターは、町にないものを創造することを仕事にする桜井肖典さん。

この方々のプロフィールを見ただけでも興味津々でしたが、
お話しの内容がまた、深くうなづけるようなものばかり。

アウェー感は満載だったのですが、
まさしく私のための場所、という感じで、
深くうなづきながら聞いていたら、
参加者から一言!のコーナーで当てられちゃいました叫び


実はこの時、私の頭の中では、
やっぱり、子どもたちのためのリアルな心の居場所を創りたい!!
という気持ちがむくむくと大きくなっていて、
どうやってそれを実現するかで、頭の中がぐるぐるしていたので、
現実世界に戻ってこれなく、あわあわしたコメントになってしまったちーん

3名の方のお話しは、日頃私が伝えたいこと、広めたいことと重なる部分が多く、
様々な専門的な事例などもご紹介くださり、
とっても実りあるものでした。

福本さんが「種団子」のお話しをされていたのですが、
それを知っていると手をあげた方は、ほんの数名でした・・・。

私は何年か前に、子どもたちと一緒に作ってみたことがあるのですが、
福本さんが種団子のことを、
いろんな可能性が秘められていて、
どういう環境に蒔かれた時にどんな芽が出るか、というところが、
子どもみたい、とおっしゃられていたのに同感。

種団子というのは、粘土の中に沢山の種類の種をいれて、
砂漠に蒔くという自然農法のことです。
育てるのは雨水だけで、肥料もなし。

それでもね、種たちはその土地にあわせたものが、
ちゃんと発芽してくるのです。

私が子どもたちと作った時には、ベランダのプランターに蒔きました。

きゅうりやトマト、なすなどの種が入っていましたが、
そのうちの何が出てくるかは、わかりません。

その土地で生きていける種が伸びてくるのです。
これぞ、生きる力!




大満足で午前中を終え、ひとりランチに繰り出しましたグッド!




ランチはにしむら珈琲にて。




川沿いでゆったりしながら音譜・・・といいたいところだけれど、
実際はPC開いてお仕事しながらランチになってしまったあせる

それでも、通常よりもゆったりと食事の時間をとってくださっていたので
(1時間45分!)
そう見苦しくなく、がっつかずに過ごせていたはず(笑)




紅茶はいつもストレートが多いのだけれど、
午後からもがっつり頭を使おうと思って、
お砂糖とミルクをたっぷりと。

お砂糖いれてくるくるしてミルクを入れると、
薔薇みたいな模様になるのが好きドキドキ


さてと、後半戦です。

この研究会、分科会の内容もとっても魅力的でしたアップ


【第1文科会】特別支援教育に学ぶ!「思いやり」の心の育み方
       ~種から育てる料理に秘密が・・・~

【第2分科会】子どもとともに育つ場のつくり方
       ~あなたがつくるワークショップ~

【第3分科会】脳科学から考える!「小1プログレム」の備え方
       ~心も体も動き出す~

【第4分科会】教師と子どもにスイッチオン!
       ~心もお金も豊かになるコーチング~


もうどれにしようか悩みまくったので、
ご紹介いただいたなおさんのご意見を伺うと、
第2分科会を担当されている方をご存知とかで、勧めていただきましたひらめき電球


第2分科会のメンバーは、講師以外に9人。

全体の人数からしたら、ちょっと少ないんじゃないの?という感じでした。
他のどの分科会が人気だったのか、気になります。

ちなみに午前中同じ机に座られていた方は、
それぞれ、食育に興味があるから第1分科会、
脳科学が最近流行っているからと第3分科会とおっしゃっていました。

9人のうち2人は学生さんで、
それ以外は皆さん先生でした。


分科会の中に「コーチング」もあったし、
同じものが去年も開催されていた様子。
(去年の報告の資料もいただきました)

だから、教育現場にもコーチングが少しでも浸透しているのかと思いきや、
実感としてはまだまだでした。


子どもと共に学ぶ関係をつくる
子どもと共に育つ場をつくる というのがテーマだったと思うのですが、
やっぱり先生方は「教える」というところから抜け出せないご様子。

本日のパネラーの方々のお仕事も、
自閉症児の特別支援のコーディネーターをされている井上先生以外の方の職業は、
よくわからない・・・(笑)

もちろん、私のコーチという職業もよくわからない・・・(笑)

うん、でも、これが世間の実情なんだと思います。


ワークの中で、何度も問いかけました。

「で、あなたは何をしますか?」
「何ができそうですか?」

それがワークの問いだったのに、
3人組で一緒になった他のおふたりは、
どうしてもその問いから逃げようとされていました。

出来ない理由や状況の説明ではなく、
まずはそこからなんだけどな。


それでも、実際に教育現場で
たくさんの子どもたちを向き合ってらっしゃる先生方のお話しは
とってもリアルで興味深くって、
もっともっとお話しを伺って、語り合ってみたかったです。

素敵な機会をくださったなおさんにむちゃくちゃ感謝していますドキドキ