コウベまちむすびの2013年最初のイベント、
「すぐに活かせる!やさしい防災セミナー」を開催いたしました。

防災。

あまり積極的に「興味あります!!」っていう人がいないテーマだと思います。

だけど、神戸で暮らす私たちだからこそ、
伝えたいテーマでもありました。

まちむすびのメンバーとて、その体験や思いはいろいろです。
そのいろいろな思いをひっくるめて、お届けしたかった。

前半は「NPO法人 兵庫県暮らしにやさしい防災・減災」の芦田さんによる防災かるたと、DVD上映。

防災かるたには、子どもたち、大盛り上がりでした。



こんな本もご用意してみました。


そして、お楽しみの?防災食の試食。



アルファー米を使った非常食。
お湯か水をそそぐだけで出来上がります。




みんなで一口ずつ試食しました。

ビニール袋に入っているのは、白米です。
お鍋がなくても炊け、洗い物もでないというのも魅力ですが、
一人分ずつ、他の人が手を触れることなく配ることができるというのも、
災害時には大事なポイントです。

そのあとには、まちむすびメンバーがそれぞれ自宅に用意している防災リュックの内容をシェアしあいました。



これが、予想以上に大盛り上がりアップ

それぞれの家族構成にあわせていたり、
実体験をもとに考えられていたり、
「これがあればいい」という型どおりのものではないのが、
とても参考になりました。

特に、私が参考になったのは、家族の写真。
災害の時、家族がバラバラになってしまった際に、
人探しに便利です!

自分たちの経験から、
食糧に関しては、炊き出しとか意外と早く動きだすし、
震災一日目は意外と「食べる」ということに意識が向かないもの。
子どもたちのお菓子がわりになるもの(氷砂糖やキャラメルなど)や
精神安定剤がわりになるもの(コーヒー好きの人はカフェイン入りのアメなど)をいれていました。、

芦田さんからも、防災リュックにいれておくのは、
ちょっと豪華なものがいいですよ~とアドバイスいただきました。

私は東日本大震災以降、サイコロジカル・ファーストエイド(心理的応急処置)を学び続けていますが、
震災の時、冷たいおにぎりやカレーばかりで、
「他のものが食べたい」といったら、
「贅沢いうな」というような声があがったりと、
メンタル面での問題がでてきたりするのが現実です。

音が出ないちょっとした遊び道具(トランプとかパズルとか)を
入れておくのもいいですよね♪

次回は、昨年も大好評だったお味噌づくりです~。
どうぞお楽しみに音譜


コウベまちむすび