■今後の動き

    ①ポリカーボネートにAU-RAを塗布することによりプラスチックの性質を上回る素材の物が出来て

     プラスチックの製品がポリカーボネートにすべて切替わるのではないかと思うので研究実験をする

    ②素材にAU-RAをプレスがけして練り込む!

     (化学結合ではなく溶解結合させることにより新素材となる)

     ※プレス工場を検討

    ③看板のクリーニング、フィルムコーティングとして使用する

     ※現在開発者の知人(A社)が看板のコーティングを請負っている →(E 1㎡:5000円)

     ※関東圏ではA社が対応している(前回当社のサンプル作成で対応したメンバー)

    ④床のオーバーコートとして使用する

     ※K 化成社の工場の床がウレタン樹脂なので、溶剤をこばした際に反応してしまい

       見栄えが非常に悪いのでAU-RAを塗布して実験した結果オーバーコートとして非常に

       効果があるので採用された実例がある

     ※滑り止めとしての効果があるので、ホテルや駅等の雨が降って滑りやすい場所への営業も

       良いのではないか

       (E・・・EXでは破水効果が強いので、E単体の方が効果が出る)

     

■連絡をいただく項目(確認事項)

   ①自動機の値段及び仕様(噴霧器)至急

   ②材料単価(各溶剤)

   ③試作について

   ④3MでAU-RAを使用しているデータ・資料の情報をいただく(1㎡→5000円)

     

■覚え書き

 ・通常の錆止液は石油系の物を使うので使用できない素材が多いがAU-RAは殆どの素材に使用できる

 ・液の単品で販売するのであれば、科学者同士の営業でなければ販売するのは難しい

 ・他社の液との差別化については現在世界特許申請中で特例の評価を得ている

 ・現在世界特許申請中(Z)   ※書面についてはコピーされる危険性があるので配付できない

 ・K社はAU-RA液をハイブリットシリカという名称で使用する予定 

 ・試作データや・顧客からのデータは情報を共有する

 ・T社は有機ELのオーバーコーティングとして検討している

■開発者より近況報告

1:Sシェルソーラーのコーティング剤コンペにAU-RA E・Zを出品し採用された

※フィルムが剥がれるのを防止する(現在6万㎡の見積もりを受けている)

※データ有り


2:T鉄鋼

(土木)鋼材との塗装付着性テスト

クロカワ(鉄が錆びた状態)の上にAU-RAを塗装して密着性を確認した結果、

現在使用している溶剤が『4』に対してAU-RAは『5』位の数値が出ているので、

評価を得ている(アンカー材としての仕様も検討できることが分かる)


(建築)滑止めや汚防としての使用を検討している


3:K 化成(筑波茎﨑)

N 社よりポリカーボネートがワイパーで傷が付くので、現在A 社と共同開発しており、

2010年発売予定の車に採用される予定で動いているAU-RA塗装の依頼を受けているがインフラが

  ないので対応できなく困っている。共同開発として試作を実施する場所がないので、A 社で実施して

  いる (1m×58㎝のポリカーボネートへの塗布試作)

→当社対応実施することを検討 製造工程を請負う為に紹介していただく

■今後のA 社の方向性について

A 社(開発者)

現在試作業務を請け負っているが、試作はTDNに任せて研究に特化して動く

O 総研

商社として動く


■AU-RA液の販売権について

当社以外にも営業・販売しているが液単品としては販売していない。特定の製品への専用液として

販売することを進めており、金額については、当社が購入している金額より割り増しで販売している


現在の組織図
  A 社










・研究











  O総研
J 製造所









・商社

・液体製造










試作GP
当社







・TDNで実施予定 ・特定代理店
K 社
T(H)社
etc







・材料として販売 ・材料として販売


販売業者が増えるとコンペジターが増えることになり当社にとっては、脅威であるがいかがなものか?

・当社は特定代理店であり、他の業者については特定の液で個別販売としての販売であり、

    その先への特定販売はさせない

   ・当社には単価を安く販売している(他社に比べ2割安い)    

 ※開発者より

   このことにより大手メーカーに採用が決まり販売していけば、宣伝になりCDできるメリットがある


■当社での試作請負について

  ・塗装技術者及び化学者を率いたGPを作る

  ・A 社が試作を受けた場合TDNに詳細を連絡する

   (フォームを作成して実行指示書として発行予定)

  ・人件費については、時間・量にかかわらず、日割としてA 社に請求する

   (現在1人の日割→30000円)


  【準備】

    ・クリーンルーム(ブース)

    ・塗布.塗装技術者

    ・化学者


  【準備検討材料】

    ・塗布設備(設備サンプルを開発者が仕入れるので、当社で使用して購入するか検討する)

    ・前処理設備(プラズマ処理(設備金額)・脱脂・ゴミ.埃対策)

  

※現在A社で試作を実施しており、測定関係については、外注及びJ 製造工場でチェックしている

※塗布設備が良ければ、その設備での試作から参入を検討

※N 社ポリカ試作→前処理をコロナ処理・UV処理で検討中

※作業のマニュアル化

※道具の選択


■S社向けSPパンチングシートへの塗布試作

 ①S社向けSPパンチングシートへの塗布試作

  A 透明のパンチングシートへの塗布

    ・黒色艶有りAU-RA Eを塗布テスト・・・(テスト後半分F様へ発送)

    ・シルバーメタリック色艶有り Eを塗布テスト・・・(テスト後半分F様へ発送)

 

  B 黒色染色パンチングシートへの塗布

    ・透明艶有りAU-RA Eを塗布テスト・・・(テスト後半分F様へ発送)


 ②アルミ板プレス品(10枚)への塗布試作

  A ・黒色艶有りAU-RA Eを塗布テスト・・・(テスト後半分F様へ3枚発送)

    ・透明艶有りAU-RA Eを塗布テスト・・・(テスト後半分F様へ4枚発送)