素晴らしい大会でしたね。。ホント携わられたすべての人々に天晴です。

 

11月2日、東京スタジアムで第9回ラグビーワールドカップ(日本大会)決勝が行われ、32-12で南アフリカがイングランドを下し、通算3度目の優勝を飾りました。

 

いろんなニュース、いろんなエピソードが報道、ネットにあふれています。おおむね、日本大会の内容、運営への称賛が多いように思います。今、日本で空前のラグビーブームなんだとか。いろいろな危惧はありましたが、やってよかったですね。いちラグビーファンとしても、喜ばしい限り。あとはこれが4年前のように一過性にならないように願うばかりです。

 

それにしても、南アフリカ、強かったですねぇ。今まで見てきた中で一番強かった。やっぱりNZと南アフリカは世界の中でも一頭地抜けている存在ですね。北半球の強豪国、今回はチャンスがあると思われていたのですが、届きませんでした。NZを完封したイングランドにしても、そのあとの対戦相手が南アフリカという組み合わせではキツすぎたということでしょうか。そのニュージーランドは、イングランドに次いで優勝の可能性があると思われていたアイルランドを準々決勝で完封しましたからね。

 

それを思えば、プールマッチでアイルランド、スコットランドを連破し、そのうえで、準々決勝で南アフリカに善戦敢闘した日本代表、実はとんでもなく強かったということかもしれません。

 

世界の強豪国同士でさえ、乾坤一擲の「一発勝負」を勝ち切ることができても、ワールドカップの強豪国の連戦を勝ち抜くということはとんでもなく強度の高い、難しい挑戦なのだなぁと思うことです。

 

日本代表の戦いについてはまた別で書いてみたいと思いますが、この1カ月半、本当に楽しませてもらいましたね。

 

いわゆるティア1、強豪国以外の戦いでも、格上フィジーを真っ向勝負で破ったウルグアイの「釜石の奇跡」、不振だったフィジー、サモア、トンガの試合を重ねたうえでの輝き達。序盤の猛攻でウェールズを慌てさせたフィジー、中盤以降猛追し、フランスに2点差まで追いつきあと一歩まで追いついたトンガ、強豪国には勝てなかったが、ジョージア戦で本領を発揮したサモア。そのほかにも、その敢闘ぶりが観客を味方につけ、全敗に終わったもののおおいに盛り上げたナミビアの挑戦など、見どころ、驚異、感動満載の44日間でした。

 

 

どの国も、どの戦いも手抜き一切なしの真剣勝負。どれも本当にハズレなしの好勝負だったと思いました。

 

おもしろかったなぁ~!

 

 

凄いです。凄すぎます!!

 

13日、台風19号「ハギビス」の猛威の前に、日本列島が大変なことになった翌日、開催すら危ぶまれた予選プール最終戦、日本-スコットランド戦が、関係の方々の驚異の努力のおかげで予定どおりキックオフされました。

 

試合内容は、ハラハラ、ドキドキ満載。結果は28-21で日本の勝利となりましたが、スコットランドも強かった。さらに、ものすごく「本気」でした。その相手に対して、いなさず、躱さず、真向から勝負を挑んで、マトモに勝ち切ったのですから、ホントに日本代表、強かったと思います。

 

これで一次リーグ4連勝。いわゆる、ティア2と呼ばれる国々の中で、強豪国を複数破りトップで一次リーグを突破したのは、史上日本が初めてとか。

 

その事実に違わぬ強さ。スキル、テクニック、戦術、戦略、そういうものも素晴らしかったのでしょう。しかし、ラグビーというコンタクトスポーツで大柄な外国の選手を凌駕するパワー、フィジカル、フィットネスを育んできたということがここまで強くなった理由なのではないでしょうか。

 

屈強な外国人、外国にルーツを持つ選手を多数日本代表に選出したこともある意味強化につながったでしょう。しかし、それらの選手を含めて、日本代表として「ONE TEAM」として練り上げた、造り上げた日本ラグビー界の総合力が、この結果を導き出したらぐびーベースにあったということなのでしょう。

 

日本がやっているラグビーは、ニューージーランドを除いて、世界のどこもやっていないラグビーだと思います。アイルランドも、スコットランドも、いままで見たこともない日本代表の戦いっぷりに最後まで対応しきれず敗れたような印象を持ちました。

 

選手、スタッフ、コーチ陣、それを支えるすべての人々に感服です。

 

本当に、ほんとうに素晴らしい!!!

 

これで、10月20日に準々決勝で南アフリカと対戦することになりました。

 

すでに選手達の思いは「次」に向かっています。これも頼もしい限りですが。

 

さらに夢の続きがあるのでしょうか?

 

ガンバレ、日本代表。ファイトォゥ!いっぱぁつ!!!

 

またしても歴史的勝利!鉄壁のディフェンスを誇る世界2位の強豪を撃破!!

 

ラグビーワールドカップが9月20日から開催されています。我らが日本代表は、開幕戦でロシアに勝利し、昨日9月28日には、予選プールでプールAに属する最大の強敵、世界ランク2位のアイルランドと対戦しました。

 

大方の予想では、プールAでジャパンが決勝トーナメントに進むとすれば、アイルランド以外の3国、すなわちロシア、サモア、スコットランドを破って3勝をすることが条件と考えられてきました。つまり、さすがに、アイルランドには勝てないだろう、と考えられていたということですよね。

 

ところが、やりましたよやりました。前半の前半、大健闘だなぁと思いながら、2トライを奪われ、「ワンサイドになるなよ」とか思っていましたが、お見それしました。前半の後半、互角以上に渡り合い、ノートライながら、PG3本で3点差にまで追い上げ、後半は、全選手のがんばりで迫りくるピンチを糊塗度ごく切り抜け、後半19分に福岡選手が左隅にトライ!!この時点で逆転!!!さらに後半32分にはPGを追加し、この時点で19-12と7点差。結局この7点差を守り切り、2015年の「ブライトンの奇跡」に続いての歴史的勝利を挙げたのでした\(^o^)/

 

いやぁ、ジェイミー・ジョセフ以下、コーチ・スタッフ陣に脱帽です。

3年前に対戦した時には、アイルランドの怒涛のフォワードアタックに抗しきれなかった日本代表でしたが、世界最強レベルのそのフィジカル攻撃に対抗しうるだけのフィジカル・フィットネスの強化、ディシプリンの徹底、技術の錬磨を成し遂げ、世界の強豪にマトモに対抗できるだけのフィジカルの強化を成し遂げました。

 

こうなってくると、過去3年のサンウルブズの苦闘、今年に入ってから代表選手を極力サンウルブズに派遣せずに「ウルフパック」として鍛え上げてきた方針、W杯直前の試合に南アフリカを相手に選び、敢闘するも見方によれば完敗とも言える試合をしたこと、これらが全部、アイルランド戦勝利の「フリ」だったと思えるくらいです。

 

選手は一様に、「勝つつもりだった」「勝てると思っていた」と言っています。チームが掲げたスローガン「ONE TEAM」が体現されていて、体力・技術・メンタルすべてが調和のとれた形で充実していたということでしょう。アッパレです。

 

これで、目標としているベスト8に大きく近づきました。試合後、4年前の経験のおかげで、「これで終わりじゃないんで」「次が大事になるんで」などと、「このあと」のことを選手達が口々にコメントしていたのが頼もしい。

 

再び、世間の、そして世界の注目が今後のジャパンの活躍に注がれます。

 

今度こそ、「壁」を破って、」世界の8強へ!!そしてできれば「その次」へ!!!

 

がんばれ、ジャパン!!!!!