どこまで書けるか謎ですが。
去年は1冊も本の感想を書いていないという事実にショックを受けまして、今年はちょっと頑張ろうと思います。
とりあえず去年読んだ中で印象に残っている本のランキングです。ランキングに残しておいてあらすじ思い出せないなんてことはないと思いたい。まじで。
1位 2.43 清陰高校男子バレー部 壁井ユカコ
東京の強豪校からやってきた才能あふれる問題児・灰島
身体能力は抜群なのに性格がヘタレな黒羽、
身長163cmの熱血主将・小田、クールで謎多き副将・青木
目指すは全国!地方弱小チームの戦いが始まる!・・・という直球青春小説。
男の子っていいなぁ!!というまぶしさでいっぱいです。
運動神経自慢なアタッカーの主人公と天才セッターの1年生コンビと聞くとバレー漫画の「ハイキュー」がありましたが、同じ天才セッターでも相棒としてプレーしたいのは絶対こっちの灰島君だと思う。
2位 ハケンアニメ! 辻村深月
たしか去年の本屋大賞ノミネート作。
ということは一昨年発売のはずだけど読んだのは去年に入ってからだった模様。
アニメのプロデューサーやらアニメーター(絵描く人?)やら、アニメ業界で働く女性たちを描いたお仕事小説。
辻村さんの小説はラストに向けての加速感がとても好きです。
3位 図説・宇宙科学発展史ーアリストテレスからホーキングまで 本田成親
宇宙の研究がどんな感じで進んできたのかという大まかな説明から、相対性理論がどうやって生まれてきたのか?をなぞるように解説してあって、とても分かりやすかったです。
今後厨二病な教え子に相対性理論を説明してと言われたら(そのうち言いそうなのが現時点で約1名いる)この本の内容を大いに参考にしつつ偉そうに解説してみようと思う。
4位 君の膵臓をたべたい 住野よる
クラスでも人気者の女子生徒が持病で余命わずかという事実を知ってしまい、それからその女子生徒に振り回される日々を過ごすようになった主人公。
とても元気で明るい彼女のそう遠くない死を、受け入れいているはずだった。だけどーー。
最後まで読むと、このよくわからないタイトルに涙すると話題の本。
キャッチコピーは決して誇大広告ではありませんでした。
ぼっち少年と余命わずかの少女との交友を描いた話ということで、全体的に悲しみが揺蕩っているようで、局所的(二人の会話)には結構笑える部分も多くて暗くなりすぎず楽しめました。
(バカというほうがバカ、理論について)
「死ね!ほら、私が死ぬ」
「・・・どさくさに紛れてなんで僕を呪うの?」
5位 スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 友井羊
美味しい料理&日常の謎ミステリーなお話は多々あるけれど、これもなかなか素敵でした。
ごはんが美味しそう!スープ屋さん親子にほのぼのする!
ミステリーとしてのドキドキ感もしっかりある!!
6位 空棺の烏 阿部智里
八咫烏が独自のコミュニティーを作っている閉じた世界の中のお話。
和風ファンタジー好きな人には是非薦めたい、八咫烏シリーズ。
うつけの若君とぼんくら少年が挑む宮廷争いが気になる人は『烏は主を選ばない』からどうぞ。『黄金の烏』『空棺の烏』と続きます。今年の夏に続編が出るらしいです!(情報源・かつくら)
1を読んだのが数年前で、あっちは後宮争いを描いていましたが、それ以降は宮廷争い側を描いていて、2巻の『烏は主を選ばない』からでも全然かまわないから!と言いたい。(←何しろ1を読んだこと、後宮争いで最後のどんでん返しにやられた!と思ったこと、しか覚えてなかったけど支障なかったから・・・どんでん返しが何をひっくり返したのかすら覚えてないけど大丈夫だから!/笑)
7位 いなくなれ、群青
ある日突然人が迷い込んでくる階段島?
迷い込んでくる人は何かを無くしてしまった人で、それが何かを見つけないと島の外には出られないらしい。
そんな島に来てしまった僕は、かつての幼馴染の少女と島で再会する。僕は、彼女は何を無くしたのか?
・・・シリーズが3まで出てるんですが、まだ2も読めてないです(´・ω・`)
8位 プロジェクトぴあの 山本弘
宇宙への憧れから、アイドルになった変わり者少女と、その挑戦を傍らで見守ってきた(?)青年の物語。
割とヘビーな物理用語・理論の数々はうまいとこスルーして宇宙を夢見る女の子の情熱を感じてもらえれば大丈夫!(あのあたりを真っ向から理解できる人はまじ尊敬するしかない・・・)
9位 給食のおにいさん 遠藤彩見
小学校の給食センターで働くことになった主人公が、食育に熱心な栄養士さんと出会って、正直ナメていた給食の仕事の意義や自分がなぜ料理人を目指したのかなどを見つめなおしながら、子供たちとふれあい、日々の給食の向上を目指すほのぼのコメディ。
「お前ら、口開けて待ってろ」が決め台詞のオレ様な給食のおにいさんのお話です。・・・ちゃんと小学生には優しくなっていくよ?(初日は何もしてなくても泣かれたけど)
10位 つい考えすぎちゃう人のための「バカになって動く」技術 濱田秀彦
アライグマのイラストがいい感じにユルい、自己啓発本。
アイデア出しでずるずると考えすぎちゃうときはもう時間を区切っちゃえとか、考えすぎてネガティブになってしまうときはポジティブに言い換えるとか、「分析型」の人間が周囲から受けやすい批判や持たれやすい不満にどのように対応していけば良いのかの方法論。
よかった、なんかそれっぽいランキングになったぞ!
これ以外にも楽しく読めた本はいくつかあるのでそれも今後感想書いていけたらな、と思います。
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