元農業高校日記

元農業高校日記

15年のどかな田舎の農業高校で働いていましたが、現在は教師を辞め、教育関係の仕事に就いています。日々の様々な思い等をつづっていきたいと思います。

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 お久しぶりのブログになってしまいました。昨年末から今まで、大忙し!一気に駆け抜けていった7か月でした。

 教師を退職後、私は人が好きで教師になったはずなのにすっかり人嫌いになってしまいました。
  教師の仕事は、特に私の勤務していた高校のように全寮制で24時間生徒達と関わる仕事は、人間関係の辛さや大変さも感じる職業でした。

 今度は、人とそれほど関わらない仕事に就きたい!そう考え、昨年の12月から実家の近くの会社の事務の仕事をすることにしたのです。その会社に決めた理由は、まず第一は実家から近いから。車で10分弱で着く場所にあります。当時、人間嫌いになっていた私は、電車に乗ることさえしんどかったのです。
 第二の理由は残業がないから。夜遅くならず、夕方6時には帰ることができるのは魅力でした。今まで多くの時間を仕事に費やす日々を送ってきたので、仕事がきっちり終了し、自分の時間を持つということが大きな夢でした。

 しかし、残念ながら自分の本当にやりたいと思える仕事、興味のある仕事ではなかったのです。実際に、会社で働いてみて初めて、自分の興味のない仕事を一日しなくてはならない!ということがどれだけ辛く、苦しいことなのか!ということを知りました。

 人は、一日の大半を、いや人生の大半を仕事に費やすのです。その仕事が自分のやりたいと思えない仕事であったなら、どんなに辛い一日を、いや辛い人生を過ごすことになってしまうのか・・・・!私は、初めてその辛さ、苦しさを実感したのでした。アセアセ

 また慣れない仕事・やりたいと思えない仕事をし、人間関係でも気を遣い、だいぶストレスがたまっていたのでしょう。ある日、私は仕事中に発作を起こし、倒れました…。今までになったことのない、てんかんになり痙攣を起こし、意識不明で倒れたのです。

 気が付いた時には、私は病院のベッドの上にいました。職場から救急車で病院まで運ばれたのです。救急車の中で私はずっと「私は疲れているんだから!私は疲れているんだから!」と言い続けていたそうです…ショボーン(しかし、全く覚えていません。)

 お医者さんいわく、今までてんかんになったことのない人もストレスや睡眠不足でてんかんの発作がとつぜん起こることもあるそうです。私の親族やまわりでもてんかんになった人はいません。

 ストレスを抱えながら、お金のためだけに自分のやりたくない仕事をやらなくてはならないとは何て悲しいのだろう…おねがい
 
 そして、今月いっぱいで仕事を辞め、また教育の世界に戻る決意をしたのでした。
 自分の人生は一度きりなんだもの。後悔しないように、自分の人生を大切にし、そして楽しみたいと思ったのでした。

 捨てられていた猫のりおくん。1月から引き取り育てています。りおくんに癒される日々です。

 

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