久々にバスケ見に行ってきた。

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長男はイタリア渡航前にバスケ部を退部。

私自身、バスケをしていたりで、色々入り乱れた気持ちでその様子を見つめてきたつもりです。

薄っぺらい気持ちでバスケ部の試合を見に行った訳でもなんでもなく、りくが頑張ってきた部活を再度みたいと思ったの。

りくとうに君は、父親の死後、今までやってきた野球をしばらく必死にやってきた。

うに君については、始めっから『僕はサッカーがしたい』とは話していたけど、年子の彼らが別々のスポーツを選択したら送迎とか色々大変だから、うまく言いくるめた感じで野球をさせたこと。今もよく覚えている。

夫が亡くなり一人でそれをやるようになった冬、ある事件が起こる。

次男が部活中、小学校のまどを割ったのだ。

一階の窓はそうゆう事があるのを予測して強化ガラス。次男が割ったガラスは二階のガラスだった。

聴けば、ひとりでキャッチボールしていたら玉がすっぽ抜けて割れた。との話でした。

学校から電話があり、すぐ来てくださいと言われましたが、職場から行くには一時間がかかり、学校についた時はもう真っ暗な景色でした。

校長室に私が入ると、先生、監督に囲まれるように座る次男が見え、次男は私が来たら慌てて駆け寄り、私の後ろに回りこんで、お母さんごめんなさい。僕が悪かった。ごめんなさい、ごめんなさい…を繰り返していた。肩を抱いて、ゴメンね待たせて。と、話て、周りの人に謝り、保険の自己負担をうちが持つ話でまとまりました。

帰りの車の中で、野球どうする？

と、次男に聴いたところ、もう辞めたい、サッカーがしたい。と話すので、もうそれでいいのかなと判断しました。

野球に行きたくなくなり、ぐずぐずして遅く到着したことにより、キャッチボールの相手がおらずこうなったことがありました。

それを受けて、長男も野球を辞めた。

次男が辞める際に、自分だけ残る不安も長男にはあったように感じています。

その後次男は地元のサッカーチームに所属し、長男は隣町のバスケチームに所属しました。

長男は、自分が誰だかわからない場所でプレイすることで少しづつ自分を取り戻していった。

それまでまだ薄暗い早朝に起きて素振りなどしていましたが、それもゲーム好きなかれらにはつまらなかったのかもしれない。

うに君はあれから水を得た魚みたいに活躍したし、陸王については、渡航前に色々ありましたが、イタリアでバスケのサークルに入ったそうです。

私は思う。出来ること、出来ないこと、しないこと、は気付かないからそうなるんだ。

自分を信じていたい、

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