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唐津市の教育の日の命の授業。
三年連続、唐津市の色んな中学校で受け持たせて頂きました。
これまでは、まさに我が子と同じ年の子供達を前に話をしてきたけれど、我が子も成長いたしまして、高校生になりました。
事件が起こったのは子供たちが小学生、三年生、四年生の時です。
おそらくそれより年下の、武雄市在住でない子供たちが事件を覚えている確立はとても低いと考えました。
なので許可を取って、ニュースの映像を最初に流して講演を始めました。
厳木中学校は、全校生徒が90人弱、学年にひとクラスの中学校でした。
みんな、真剣に話を聴いてくれ、話の途中で体育座りの膝の間に顔を埋めて、肩を震わせる姿をいっぱいみました。
”もし、自分のお父さんがそうだったら、自分は…”と、ちゃんと考えてくれてることを感じました
質疑応答の時間には、質問と言うより、感想で、命の素晴らしさに気がついた、今日家に帰ったらお父さんお母さんに、ありがとうって言いたいと、たくさんの子供たちが私の気持ちに応えてくれた。
講演後に、厳木中学校の校長先生が、
みんなの命は自分だけの命じゃないよね、友達の命は友達だけの命じゃないよね。
みんなの命は、周りにいるみんなにとっても大切な命なんだ、と話をしてくれ、ストンと私の心にも何かが落ちた感じがしました。
私があんな出来事を体験した上で感じる我が子達についての気持ちですが、最悪生きててくれたらもうそれだけでいいから。と、言う気持ちがあります。
みんなね、だれがどうゆう風に過ごして居たとしても、それはその人にとって最善の生き方をしていると私は知ってるからそう想うんだよ。
あなたはあなたでいいんだよ。
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