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だいぶ前に、心がまいってしまってる時感銘を受けた本があります。
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これは一節では9.11アメリカで起こった同時多発テロの遺族が書いた。
とされていますが、真相は不明です。
本を立ち読みしたのはいつだっただろうか?
よく覚えていません。
ただ、そうなんだよね・・・って思って本を購入して家に置きました。
今はどこにあるのかというと、お姑さんが枕元に置いています。
この本はいい本です。
突然、大切な人を亡くした人が必ず思う事が書いてあります。
しかもかなりわかりやすく書いてある。
だから私は、この理念を素に思春期の子どもたちに向けて
その保護者や大人に向けて実体験を自己開示して講演しています。
話を聴いて、まさに今、子育てに悩んでいました。とか
まさに今、夫婦げんかして一週間口きいていませんでした。
って方からの感想が多々有り
家に帰ったら、ちゃんと愛していることを伝えようと思います。
と書いてくれました。
それはその通りなんです。
不登校の子どもがいて悩んでいる親御さん。
子供は生きている。
世の中には、幼くして命を奪う病気に発症して闘った後なくなる子もいる。
それに比べたらそんな悩み蚊の刺すような出来事でしょう。
喧嘩して口もきかないご夫婦にとって
私のように、突然大切な人がいなくなった相手を見て
自分が夫婦げんかをしていることが
いかに不毛なのか考えていただくこと。
すごくありがたいけど、反省する必要はありません。
なぜなら私も同じだったのです。
一番大切なことは、だから大切な人を
毎朝抱きしめて、愛してるよ、大切に思ってるよ。
と言う事だけではないんだってこと。
誤解を恐れずに言えば、こういった話は
今、大切な人、家族間でフラストレーションに悩んでいる人には
”なんてバカバカしいことに悩んでる自分なんだろう、恥ずかしい”
みたいな話にしかないらないんじゃないかな。ってこと。
私を含め、今ここを読んでいるみんなは今を生きているのです。
後悔しないようにこうやって愛情表現していこうって思う気持ちはいいとして
私としては、自分がどう生きていくのか考えて欲しい。
誰かの為に、ではなくて
例えば、例えば、例えば・・・
自分は何のために生まれて来て
自分は何をのこしてここを去るの? って
そこに意識を向けて欲しい。
大切な人に、大切にしてるって伝えることは素敵なことです。
それができていなかった私は、それを後悔しました。
でも、でも。。。これではまだ足りない感じがするのです。
大切なのに大切にできていなかった感じがする彼。
でも彼はそれを、責めるような人では無かった。
彼は、こうなったね、だからどうするの?って問いかける人だった。
かといって、今は無い命の個体である彼を崇拝するわけでもなく
でも、彼が命を落としてまでしっかりと遺していった事はちゃんと受け止めつつ。
自分に何が出来るの?を、毎日考えながら。
私は今を生きている。
私がんばるよ。みんな応援してください。
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