みなさまこんばんは。
今日は、先日の入江杏さんから教えてもらった
ツエねずみのことを思い出していました。
入江杏さんは、11年前の年末に起こり
小さな子どもも含め一家四人が殺され
いまだに犯人が捕まっていない
世田谷一家殺害事件 の被害者遺族の方です。
この方が、11月に来佐されたときに
” 自分はツエねずみにはならない! ”
と、心に決めたという話を聴かせていただきました。
ツエねずみは、周りにいる人が
よかれと思い、ツエねずみのために
美味しい餌をくれたり、
カラダを温めるためにあたたかな道具が
ある場所を教えてもらうのですが
そこに行くまでに障害があってたどり着けなかったり
手に入らなかったりします。
そして、そうゆうときに
”お前がそんなことを言うから
痛い想いをしたではないか!
こんなに弱い自分にこんな想いをさせるなんて
なんて酷いやつなんだ
責任とってくれ!!!”
と、次々に食ってかかり、
せっかくのあたたかな存在が
周りから居なくなってしまうというような
そんな話です。
私はこの話を聴いたとき、
ひょっとして私は、
ちょっとツエねずみっぽい部分が
あるのではないだろうか?
こんなに辛い思いしてるんだから
ちょっとは優しくしてよとか
自分の話を真剣に聴いてくれてもいいでしょう?
と、言うような部分が、あるかもしれないな・・・
と、感じたので、胸に痛みを感じました。
そこは、自分では無意識にそうなのかもしれないし
当然だろう?と、思っていたのかもしれません。
改めなくてはいけないなと思いました。
それにあわせて、入江杏さんは
スーホの白い馬 という物語も
教えてくれました。
- スーホの白い馬―モンゴル民話 (日本傑作絵本シリーズ)/大塚 勇三
- ¥1,365
- Amazon.co.jp
これはモンゴルの馬頭琴という楽器を題材とした
とても感動的な話です。
この話は、とても可愛がって、
大事と思っていた馬が
理不尽な話で命を落とす切なさと
その馬が、可愛がってくれた飼い主が
自分の一部を使って
創られた楽器を演奏することで
ずーーっと傍にいられるよ と、いう
そうゆうヒューマンな物語です。
自分には、スーホの部分もあると思いました。
その部分は、もっともっと大事にするんだと誓いました。
私が、自分としても、ここを読んでくれてる人にも
考えて欲しい事は
この二つの物語に全部含まれていると思います。
こうゆう物語を、知っていて、教えてくれる入江さんは
やっぱり凄いし、尊敬しています。
後に私も続くぞ!と・・思っています。
人の行動パターンはふたつあります。
ひとつは、批判したり、嫌なことを言う人に
真っ向から反撃してそばにいる人を見失うこと
ひとつは、大事な人をちゃんと大事にして
愛情を伝えることを選び
もしも批判したりする人を気にしないことです。
この二つは、常に同じ出来事から生まれます。
選ぶのは自分です。
そばにいる人を大事にできる人は
批判する人から飛んでくる矢が
ハートに刺さってダメージを受ける事はありません。
ちゃんと自分を守ってくれている存在を
選べるようになりたいと思いました。
頭では、相手にすると、心がすさむ
自分のためにならないと知ってるし
分かっているのですが
これができないから、
同じこと繰り返すんですけどね・・・。
とは言いましても、ハートに矢は刺さっていません。
意味わかんないなー、どうしたいのかな?
と思っただけですが。
その人にもそうしなくてはいけない
何かの事情があったということだけは
考えることができました。
私には、伝えるべき事と伝えるべき相手がある。
大事にするべき人たちがいる。
応援してくれる人もいる。
ちゃんと選べる自分でありますように。
入江杏さんから、入江さん著書の絵本をいただきました。
- ずっとつながってるよ―こぐまのミシュカのおはなし/入江 杏
- ¥1,050
- Amazon.co.jp
涙がとまりませんでした・・・・。
どれだけ悲しいことが起こっても
私はその意味を探すことを忘れたくないです。
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明日は皆既月食だそうですよ!
時間は夜の9:45ごろから。
晴れそうなので楽しみですね♪