君に対して 悪かったと思うことは山ほどある
君に対して もっとしてあげられたと
そう思うこともたくさんある
君がいなくなって、
どれだけ大事な存在だったかとか
君に対して必死だった恋愛時代とか
そんな事を思い出すと、
思い出すたびに、
あの空の向こうにいる君に
あの空の向こうの君に
できるだけ 届く形で 届く声で
大きな声で ”おーい！”って
わけもなく言いたくなるよ。
それだけ、私達は、
いっぱいいっぱいの思いの中で
過ごしてきたんだと知ったよ。
色んな事しって、手抜きも覚えて
わけもなく怒ってごまかしたりしたけど
今は、わけもなく後悔して
わけもなく、出来ることならなんでもしたいと思う。
泣いても叫んでも、もう君は帰らないと
私が一番知っているから。
あの空の向に広がる世界
宇宙には、君がいるの？
今なら、言えなかったことも言えるよ。
今日は何してたの？
どんなこと考えてすごしたの？
私のことを必要と思っているの？
もっとあなたのことが知りたいよ。
とても大事におもっているよ。
そこに居てくれるだけで
それだけでいいと思ってるよ。
昨日はつまらないことで怒ってごめんね
ホントは怒ってないよ。
ホントはそんなこと問題ないんだ。
明日も笑って待っててくれるでしょう？
明日もそこで待っててくれるんでしょう？
そんなこと、言えなかったんだ。
きっと知ってると思っていたし
だから、言わなかった。
いつもそばにいてくれてありがとう。
もっともっと、大事にすればよかった
もっともっともっと素直に
伝えていればよかった。
なにか、伝えたら、負けだとか
そんな気持ちがあった事
ぜんぜん勝ち負けとかではなかったのに。
そんな素敵な気持ち、ちゃんと伝えたら良かった。
もしも、君が帰ってくるとすれば
私が代わりにこの世から消えてもいいんだ
そして、私が居たことなんて
全部忘れて、幸せに暮らしてくれてもいいんだ
自分のことなんてどうだっていいんだ
これは、自分をないがしろに思ってるってことではなく
自分より、君に生きて
もっともっと喜びとか、嬉しさとか
悲しみとか、苦しみ、悩みだって全部
知って、体験させたいってそう思うから。
あなたが居なくなっても
私は君をみている。
そして、あなたは、居なくなっても
きっと、私をみているのだろう。
どちらが居なくなっていても同じだったね。
君は居なくなることを選び、私をのこした。
私はのこることを選び、君を喪った。
想いの向きは、おんなじ。
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