このごろよく考える。
こどもってのはいつか親を超える日がくるんだなって事。
私が、これが最善だ!と思って、
ああしろこうしろと言うことは
世の中で言う、正しいことで間違ってないような
そんな感じもあるけど・・・。
はたして彼らの年齢の時にそれを私が言われて
受け入れて、実行できるかな?って思う。
そして、受け入れて実行したところで
必ず成功するという保証なんてどこにもない。
何がよくて何がいけないのかなんて
そんなことは人それぞれが決めていることで
イイこと悪いことかは本当は無くて。
長男Rは、色んな学校に友達がいて
こないだ、他校の子が家に遊びにきていて
将来なんになる?みたいな質問をしたとき
”僕は美容師になりたいです。”とハッキリ答えてくれた。
その子は、嵐の相葉ちゃんに似ていてカッコ可愛い感じで
服装とかもオシャレで、人当たりもいいし
美容師きっと似合うと思う。
中学生の時からそうなろうと思って頑張れば
きっと成功すると思う。
勉強だけが、頭が(成績が)イイことが全てじゃない。
うちの子二人は今現在反抗期で
でも、普通の家庭の反抗期とはちょっと違うとも思う。
ちょっと前は、長男が反抗期ピークで
身体の大きな長男と言い合ったら
正直、力では敵わないから
時々怖いとも思うけど、決して暴力振るったりはせず。
ぷいっと知らんぷりして外に飛び出すと
田舎なので真っ暗な中どこかで時間を潰したりしてたらしい。
なにかしでかすとは思っていないけど
飛び出されると、どこで何をしてるか
ひょっとしてトラブルに巻き込まれていないか
すごく心配になって、探しまくる私です。
(なら、喧嘩にならないようにすればいいと思うよね、反省。)
下の子は、一見ワルソーで
年中反抗期みたいな印象だけど実は違う。
口では憎まれ口言うし、行動とか荒削りだけど、
私が心配しないように努力してる事が見える。
まず、喧嘩しても家を出ていったりしない。
根本的に優しいんだと思う。
どんなことが私の負担になるのか知っているから
窓を割って、部活に行けなくなったとき
私が泣いたわけだけど、そのときから
毎日必ず勉強するようになった。
長男も、空気読んで勉強してくれるようになった。
期末テストの結果は、まだ出ないけど
それに子供らが通う学校は、
簡単に結果がでる学校ではないし
でなくても当たり前だけど・・・。
彼らが私の子どもでありがとうと言うべきかと思う。
彼らに、今はまだハッキリとしたこうゆう職業につきたいという
そうゆう意識はないと思う。
どんな職業がどうゆう報酬で、どう自分を活かせるのか
知る日までは勉強はおろそかにはさせられないと思う。
なんだろうな、やりたいことが見つかったときに
諦めたりしなくていいために選択肢を残すために、
ある程度、勉強はしていて欲しいと思う。
私は、彼らをコントロールしようとは思っていない。
いつか彼らは私を超えていく。
いや、こうして二人とも私を思いやってる時点で
私の同じ時期よりどれだけ上を歩いているのかわからない。
今だって私は親の事を思いやっては生きられていない。
自分と、家族の事を守るので必死だから。
彼らは私よりすでに上を歩いてるのではないかと思う。
私は彼らを信じている。
色んな事、ありえないことを
幼い頃から乗り越えてきた二人。
今迄自分を護ってきてくれた頼れる父親が
燃え盛る炎のなかに出向く
棺の窓を占めるとき、
笑顔でありがとうと言える小学生がどのくらいいるだろうか?
彼らを抱いて、窓のすぐそばまで連れていって
一人ひとり挨拶をさせたけど・・・
彼らは泣かなかった。
彼らはありがとうお父さん、とただ、言っていた。
もう、姿かたちすら無くなってしまう瞬間に
彼らは、これからも父親が
そばで見守ってくれていると信じていた。
親が先に早く亡くなるということは
そんなに珍しいことではない。
強かった父が、守ってくれた父がもういない。
そう思う日が、私にもくるだろう。
彼らはもう知っているのだ。
父親が居なくなるという、そんな時を。
彼らは強い。
でも、私は母親として精一杯まもりたいと想う。
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