会場に着くと、なんと一番に到着。
てか、やっぱり早すぎ。受付の人もいない。
机がキレイに並んでて、
机のそばまで行ってみたら
私の名前が貼ってある机を
見つけたので座って、
漂流教室を読みながら待ちました
(ここでも漂流っちゃう訳ですね。
少しずつ人が集まり始めて、
受講者20人くらいで
開校式が始まりました。
年齢は20代後半くらいの
赤ちゃんを連れたお母さんや
定年退職された方まで
けっこう幅広く人が集まっていて
開校式後のオリエンテーションで、
自己紹介の時間があったのですが
子育てまっただ中の
乳児を抱きながらも
“自分に何か出来ないんだろうか?”
って、考えてくれてるお母さんが居て
私が乳児を育ててるとき、
無関係の事件の被害者を
支えようだなんて
考えたこと無かったなぁ、
偉いなぁと感心したり
定年された後、
自分に出来ることをと
社会と関わり続けることを
選ばれている
人生の先輩とよべる方々の
存在を知って、
暖かな気持ちになりました。
そうして、自分の自己紹介では、
自己開示で、話そう、と
決めていたんですが、
名前と住んでる場所だけ話すと
みんなの顔色が
変わるのが判るんですよね。
だって、支えよう!って
思ってる人たちばかりだから・・・
誰だかわかり、
ハッとするのでしょう。
突如緊張が襲ってきて、
しゃべろうしゃべろうとすればするほど
涙がこぼれそうで、
何もしゃべれなくなって、
もう話さないでいいからって
言って貰って自己開示断念。
本当に情けないです。
その後は、性犯罪被害者、
小林美佳さんの
講演のDVDをみたり
精神科医であり、
被害者支援団体の理事でもある先生から
事件に遭うと、被害者の心はどうなる、
と、いう話がありました。
いつも思うんですが、精神科医の先生や
臨床心理士の方が
被害者の気持ちというものを
話されると、まるで、
私のことを話されているのかと
錯覚してしまいます。
被害にあった後、
自分が感じてたことって、
ごく当たり前の反応だったんだなぁ、と
改めて考えながらお話をききました。
一般の方なら、どんな気持ちで
この話をきくんだろう?
みなさんと仲良くなれたら、
感覚を聞いてみようと思いました。
一般の人と同じだけ、きちんと歪めずに
講座を吸収することが出来ていたら
良いなぁと思います。
暖かい人ばかりが集まっていて
教室に居た、みなさまに
ありがとうって言いたい気分で
家に帰ってきました。
次の講座は2週間後。楽しみです。