この記事は、事件当日の出来事です。
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それから、どのくらいの時間がたったころでしょうか?
刑事さんに
” 準備ができたので、上にあがりましょうか?”
と、促されて、二階にあがることになりました。
ヒロくんがタバコを吸うために
喫煙所へ向かう手段として毎日使っていた
エレベーターであがることになり、
いつも ” あんたは 足が動くとけん、階段であがりんしゃい ”と
言われてた事を思い出して
” あの、階段でのぼりましょうか? ”
と、言ってみたのですが
捜査に関係があるのでエレベーターでお願いします。
と、言われ、エレベーターが到着するまでも
ずっと、信じられなくて
”死んだとかうそやろ?”
”何かのドッキリやろ?”
”冗談でしょう?”
みたいに考えていて
なぜだか分からないけど
もしかしたら、もう、いたらんことで
文句言ったり、ケンカしたりできんとかな・・・。
なんて考えていて。
本当に、何が起こったのかも分からないし
どうすればいいのかわかりませんでした。