お手紙の写し<2007年10月3日> | 〜ぷらすなちゅらる〜

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何かを失うと言う事で、得ていくものもあるということを私は知ってる。。はずだったのですが、いまちょっと心が折れてます。

10月3日(水)20:20分


Rへ

まじめに がんばっていますか?
入院する前に ひどくおこられたので お父さんがいない間に
なまけていないか 心配です。

いよいよ明日は手術です。
手術は寝ているだけなのですごく楽チンですが
さっそく次の日から リハビリをするそうです。

食堂で一緒のテーブルの Iさんというおじさんと
仲良くなりました。年はだいぶ違うけれど
話しやすくて おもしろい人です。

早く治して、家に帰った時に Rの

悪い癖が 良くなっていればなぁ~
と思っています。

しばらくはキャッチボールも出来ないけれど
片手素振りと 明日の準備は自分でちゃんとして下さい。

それとこれからはちゃんと手紙の返事を毎回書きましょう。 
                 さようなら



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★エピソード

入院は初めてのことではありませんでした。

そうですね、結婚して3度目の入院で、


一度目は独立前に通っていたポリテクセンターでのケガで血が止まらず、運ばれて、大きな病院へ入院。常に心電図を取る機械のピッ・・・ピッ・・・という音が響く部屋で2週間ほど過ごし、彼の父親の心電図が止まった瞬間を毎日思い出しながら過ごしてきつかった・・・と、聞いていました。


二度目は、半月版の手術で入院。10日ほどで退院で、部屋の移動も、子供達へのお手紙もありませんでした。


三度目は、2007年10月に怪我で入院。


彼は、強そうで、寂しがりやで、とても繊細で・・・入院が1ヶ月に及ぶことを聞き、仕事の面でも取引先に・私にも仕事をしないから、お金の面で迷惑をかけると言うことでかなり凹んでました。


そんなん気にせんでいい!と、励ましたけれど、俺としてはあんたに迷惑をかけることは屈辱!と、話してて、私って鬼嫁かも・・と想いましたが、『ばーか!迷惑のぶん、治ったらしっかり返してもらうけん気にすんな!』と、笑って言いました。彼は『やっぱ返すこと前提やん。アハハ♪』と笑い、入院は1ヶ月程度で終わること、帰ったらまた、家族で過ごそうね!と会話を重ねてきました。彼は本当にかわいくて健気な人で私には勿体無い人だと改めて想い始めたのも今回の入院からでした。



上の手紙はその時に書いた者で、何通もあります。

ちょっとずつあげていきますね。

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感想は足跡 で♪