娘は3歳の時に小脳を摘出して、最初の頃は、ヘッドアップもできず、上下肢共に動き無しでした。
また、小脳を摘出したことにより、小脳性無言症も発症。娘は話すことさえできなくなりました。
つまり、首から下を動かすことができず、無言症を発症したことで、声や言葉を発することもできない状態でした。
それでも、なんとか娘の命が助かったことが本当に本当に有り難くて、どんな状態でも絶対に娘を家に連れて帰りたいと思いました。
地元の大学病院では、3歳児が機能回復を目的としたリハビリをするケースは稀で(小児は運動機能と体力の維持を目的としたリハビリがほとんど)、小児用のリハビリ器具もなく、先生方は工夫しながら様々な方法で、楽しくリハビリ訓練をしてくれました。
(※そもそも3歳の子が、指示通りにリハビリを受けることが難しい。)
小脳性無言症についても全国でも症例が少なく、実際に医大の先生方も文献でしか見たことがないそうで、STさんも様々な資料を集めて症例などを調べながら、言語訓練をしてくれました。
当時はコロナ禍での入院だったので、面会は夫でさえもNGで、付き添い交代も全くできませんでした。
入院当初は毎日不安でいっぱいで気が狂いそうでした
が、リハビリの先生方が家族のように接して下さり、私も娘もとても救われ、心折れることなく前向きに病院生活を過ごすことができました。
毎日のリハビリと娘の努力のおかげで、手術から2カ月後、やっと一人で座れるようになり、そこから徐々に自立歩行ができるようになりました。
身体が動くようになると、今度は言葉を発することができるようになりました。
退院するころには走り回れるくらいにまで回復。
他の先生方からも、「えっ?この子、本当に小脳ないの?信じられない
すごいね
」と驚かれる程でした。
今、娘がみんなと同じように生活し、学校にも元気に通うことができるのは、リハビリの先生方のおかげで、感謝してもしきれません。
もちろん、小脳がないので、後遺症として小脳性失調は若干ありますが、ぱっと見ではわからない程度です。
(※なので障がい者認定がおりず、手帳がもらえないので、困ることもあります。)
リハビリの先生には今回の入院、手術でも本当にお世話になりました。
いつも心強くて頼りになる先生方。
私も娘もリハビリの先生が大好きです。