こんにちは。
ご無沙汰しております。
気付けば、世の中は大変な状況。
報道も、どこを観ても
「コロナ」 「自粛」 「中止」 。。。
当スクールも例外ではなく、
大変な状況です。
さて。
先日の 「ボイストレーニング」 の
生徒さんのお話。
講師先生から連絡があり、
「キーを上げて欲しい」との事。
この曲、意外に音域が広く、
一方、生徒さんは比較的
音域の高い方なので
気にはなっていたのですが、、
やはり。
「半音上げ」 「1度上げ」 の
2パターンを
試してみるとの事。
DTMの世界では、音の大半は
「 MIDI 」 と呼ばれる
統一規格のデータで
記録してあるので、
実録音されている「音」を除けば、
意外に簡単にキーは変えられます。
( 実録音されたデータも
キーは変えられますが
音質などが変わるので、
通常はやりません)
音源制作後に、
ボ-カルさんの都合などで
キーを変える事は、
一般的には ほとんどありません。
というより、、、
やりたくありません。
イメージしている曲調が、
全く変わったものになるからです。
曲調が変わる、という事は、
アレンジにも影響します。
更に、使っている
「音色」にも影響します。
???
音色が 「生楽器」 の場合、
その楽器では
音域を超えてしまい、
本来出せない、
「あり得ない音」 に
なってしまうからです。
そうなってしまうと、
制作は 「ふりだし」 に
戻ってしまうんですね。
そう、、、
ほんの 「半音」 でも、、、。
大変な事なのです。
この度は、楽曲提供者が
歌い手さんご本人、という事、
また、トレーニング用の
デモ音源、という事で
取り急ぎ、そのまま
キーを上げて再作成しました。
が、、。
やはり、 何かが
しっくりこないような気がします。
再考の余地有り。。。 です。
ですが、 いい曲なので。
好きな曲なので。
喜んで作業します。