私の中学校2年だったときの担任だった教師の事を思い出していた。おとなしめなおばさん女性教師で、私はこの名前も思い出せない教師の事が嫌いだった。今でも嫌いだと思う。
中学一年末から化粧をして登校していた私が目についたらしく、やたらしきりにそれをやめさせようとしていた。それは別に構わない。というか、話なんてさして聞いてもなかったし、届きもしなかった。
ただ唯一、一度だけ届いた事があった。今でも覚えているくらい。
『化粧なんかする必要ない。そんな事しなくても、中学生は美しい!』
と言っていた事を何故か今でも覚えていた。
学生時代はつらかった。その思い出したくもない中で
なぜ今それを思い出したか。
毎朝寒さで頬を赤くしながら登校する女子中学生とすれ違っている。
やぼったくていかにも田舎の中学生。
だけどまぁ確かに美しいのかもしれない。