一郎がADHDと診断されたのは二郎の妊娠中でした
診断されたその日は今まで育ててきた一郎がなんか宇宙人のように思えて奇妙な感覚でした
帰って家事をしながらも何度も涙が込み上げました
まさか更なる試練がお腹にいるとは思わず 笑
診断から数日後に一郎を連れて出かけた先のお店の店員さんが斜視のある方でした
一郎が思いきり聞こえる声で「なんか目が変!」と言いました
私は頭に瞬間的に血が上り、自分でもビックリするくらいの声で怒鳴りつけて店員さんに謝らせました
私も心から謝罪しました
帰りの車の中でも、絶対数メートル離れた人にも聞こえてるだろ位の声で一郎の失礼な発言とそれに傷付く人がいる事を叱りました
診断の時に「お母さんが感情的になっては本人は理解できませんから」と言われていたのにその数日後には感情のままに怒鳴りました。しかもかなりの時間
診断でのショックと妊娠中の不安定さと、目の当たりにした一郎の課題(それまでにも色々ありますが他者を傷付けたというショック)で私も半狂乱というか、全然余裕がありませんでした
多動や物忘れでヒィヒィ言わされたことは数知れずあったけど、これからはいずれ社会に出る人間としてのモラルや常識を教えていかなくてはいけない
普段めちゃくちゃ腹立つ事も多いし「もう勘弁してくれ!」とも思うけど、愛嬌があって優しくて友達にも大人にも好いてもらえる一郎を誇らしく思っていました
でもこれからは幼いからでは済まされなくなるし、一郎の言動で離れていく人間もいるかもしれない、それを想像すると胸が張り裂けそうになります
まだまだ一進一退の日々です
そして二郎が生まれました
産後の入院中は一郎を旦那(全然登場せず空気ですがいます 笑)と両親に任せ、数年ぶりに好きなだけ寝て欲望のままに食べて、本を読みたいだけ読んだり気が向いた時だけ歩いてみたり、出産直後に減った体重を臨月と同じに戻すほど自由を謳歌しました