●15日

少し気温が下がり、過ごしやすくなってきましたね

今でもずっとミラノで仕事をしている彼女。
コロナウイルスの影響により前回の日本での展示会は開けず、
PCR検査や2週間の隔離を終え、やっとの想いで今回は日本でも展示会を開けるところまで辿り着きました。
ロックダウンしたミラノは、今私が住んでいる神奈川とは、全く比較にもならない惨劇でした…。
ジュエリーを作る彼女にとっては、実際に手に取って作品を見てもらったり、自分も実際に足を運んで素材を見つけてくることが仕事の大前提なのに、まずはそれができません。
ミラノ市民の生活も、日本に比べると圧倒的に規制が多く、法的権力を持つものでした。
コロナでストレスだなんて言っていた自分が、本当に恥ずかしくなった。
今回オーダーしたのは、ブランジェワインをイメージしたネックレス

一目惚れでした



白ワインの透明さがうまく表現されていて、吸い込まれるような作品でした。
このワインも、飲んでみると辛口とも甘口とも取れず、なんの違和感もないのど越しで、口の中に溶けていくようなワインです
前回の展示会ではピアスをオーダーしており、愛用しています


自分の足でヨーロッパ各地を巡り、素材を集めて、ロックダウン中も これは作品と向き合ういい機会なんだとポジティブに作品造りを続け、日本でも百貨店などで販売を行っている彼女、私の誇りの幼馴染です。
ただただ、悲しい限りです。
ZOOMでオンライン飲みもするけれど、
やっぱり 顔見て会って、遠く離れた幼馴染と、会話がしたいです。
彼女がインスパイアされたワイナリーで、自力で集めた素材や、18金で作られたネックレス、
主人からの一足早いクリスマスプレゼントだそうです



自分で買おうと思っていたのに…
「今年はどこにも行っていないし、外食もさせてあげられないし、喜ぶプレゼントができて良かった。」
と言ってくれた主人。
幼馴染と、その幼馴染の作品をプレゼントしてくれる主人に、本当に感謝…

彼女が頑張って作ってくれて、初秋にミラノから届くのが、とっても楽しみです



コロナ渦、大変な中 幼馴染に再会できて、
心から幸せな1日でした


