【廃業】
妻の実家に行けば、いつも楽しみにしていること。
それは、寿司屋さんの後に行くケーキ屋さんで、
バナナのロールケーキを買ってもらうこと。
勿論、僕専用(笑)
今日も寿司屋さんの帰りにケーキ屋さんへ。
ちょうどお店の前で、ケーキ屋さんの奥さんが、
通りすがりの若夫婦に話している場面に出くわしました。
「明日で閉店するねん^_^;」
「え~、なんで~。
小さい時からお世話になってたのにぃ(>_<)」
若夫婦の奥さんは昔を思い出してか
涙を浮かべていました。
そう、このお店。
明日で完全閉店。
奥でずっとケーキを作っている70歳のおやっさんと、
綾戸智絵さん似の65歳の奥さんが経営。
毎回買うロールケーキが完売で残念がる僕を思って、
そこから「ちょっと待ってくれまっか」と言って、
すぐに奥でロールケーキを作ってくれる優しいおやっさん。
待ったせているのが申し訳ないということで、
お取り寄せのリンゴジュースを僕達に飲ませてくれ、
いつもシュークリームを1個サービスしてくれる奥さん。
昔ながらのケーキで、そんな昭和の匂いがする
心温かなお店が、明日で終わり。
僕は、理由を聞いてみた。
聞けば、原料の高騰が1番の原因。
開業当時よりも2.5倍も原料が上がっているそうです。
さずがに限界が来たということでした。
ぶっちゃけ、ケーキ屋さんの乱立もあるでしょうね。
消費者としては、ライバルが多数いれば、
価格競争してくれるので、ありがたいと言えばありがたい。
経営努力が足りないと言えばそれまでかもしれないが、
こういう昭和を感じる心温かなお店が無くなっていくのは、
本当に残念でならない。
今日でこのバナナのロールケーキも終わり。
義父や妻がショートケーキを頼んだ後、
「あ、僕はいつものこれで♪」と注文。
「うわぁ~、このモンブラン、めっちゃうまそうやん!」
そう言った後、奥さんは、「食べてみる?」と一言。
「え、どういうこと?」と心の中で思っていると、
450円もするモンブランをサービスしてくれました。
「なんでも言わな損やで。アカンで当たり前。
お願いして叶ったら、めっちゃ特やろ(笑)」
綾戸智絵さん奥さんは笑いながらそう言いました。
僕はこれは営業マンとして大事なことかなって
思いました。
「お客様に悪い」「これはお願いしにくいなぁ」
それが単なる自分の解釈でしかないのに、
色々と考えてしまって、結局口に出せないとことがあります。
けれど、今日の奥さんの言葉を聞いて、
「これを言っても良かったんちゃうかな」って思うことが
過去の出来事からぶわ~っと出てきました。
これからは、思ったことは言ってみようかと思います^_^;
勿論、そこには相手との信頼関係ができていないと
ダメでしょうけどね(笑)
毎度のことですが、話が飛び飛び(@_@;)
最後に。
ケーキ屋のおやっさん、奥さん。
今まで美味しいケーキを、
そして温かな接客をありがとう。
これからもお身体をご自愛下さい。
今から、美味しいケーキをいただくね(^_-)-☆
