今回は、簿記試験一週間前ということもあるので、実際の簿記の試験で気を付けたい(と思われる)ところを考えてみたいと思います。
今まで、ざっと15回ほど問題を解いて感じたことです。
試験問題は全部で5問あり、各20点の100点満点で構成されています。
第1問は、商業簿記の仕訳問題です。
全5問で、配点は各4点です。
こちらは、問題を読んで使用する勘定科目を列挙されてる中から選び、回答する形です。
ここは、問題を読めばヒントが散りばめられているので気を付けたいところです。
順番的には最初に解くのが一番いいと思います。
ここは試験中最大の得点源ですので、間違えないようにしたいですね(今までの最高得点は12点ですが)
第2問は商業簿記の期中に行う仕訳帳関連の問題です。
配点はまちまちですが、大体判定項目が10箇所あり、各2点です。
個人的に思うのは、ここは最後に回した方がいいのかなぁと思います。
なぜかと言うと、問題の振れ幅が大き過ぎるので問題の内容によっては時間がかかり過ぎるからなのと、もし出来なかった場合は後の問題にも支障が出てしまうからです。
第3問は、期末の決算関連の問題です。
配点は、判定項目が10箇所で各2点です。
ここも一旦全ての仕訳を紙に書き出す必要があるので時間はかかりますが、2番目に解いていいのかなぁと思います。
ここでは時間がかかるものと割り切って取り掛かるのが大事ですね。
後は有価証券の評価と売上原価の算出につまづかなければ、10点は確保出来ると思われます。
しかし、決算書をほとんど完成させるような問題なので、ここは満点狙いではなく途中点(最悪でも10点)狙いになろうかと思います。
第4問からは工業簿記に入ります。
配点は大体全5問の各4点です。
仕訳の問題が出るとしたら、ここで出てくると思います。
ここでは工業簿記の中でも足し算引き算の問題がよく出る印象です。
ややこしく書いてある問題文に惑わされずに解ければ問題ないと思います。
最後の第5問です。
配点は全5問の各4点です。
ここでは工業簿記の原価計算が主に出てくる印象です。
原価計算ですので、工業簿記の掛け算割り算が出てきます。
かなりややこしくなるので、下書き用紙をフル活用して計算をキッチリとやることが大事だと思われます。
というわけで、個人的な問題の解答順番は
『①→③→④→⑤→②』
が一番いいかと思います。
まずは解きやすい問題から取り掛かって、波に乗ったうえで難し目の問題に時間をかけて取り組むという流れになるでしょうか。
まずは、今ある問題集を繰り返し解くしかないかなと思いますが。
ちなみに、私が今使っている問題集はネットスクール出版の問題集です。
900円で11回(過去問3回、独自問題8回)出来ます。
全部やってみた感想としては、恐ろしいほどに解説が親切ではないのでぶっちゃけ独学には向きません。
問題集は一冊買って使い倒せばいいと聞きましたが、選ぶ時点で間違えると大変です(血涙)
今回はこの辺で。