こんにちは、皆さん。　　

今日は、骨の新陳代謝について勉強してみました。

老化したということばは、自分を暗示にかけてしまうので、口にはしない方が良いです！でも、ある程度の年齢になったら、骨のことはある程度知っていた方が良いです。

先日、久しぶりに、着物に和装の雨ゴートを着て出かけました。

ちょっとコートの丈が長く感じましたが、あまり気にせず。

外出先で帰り支度をしていると、知人に「あれ、背縮んだ？」と言われ、ショック～！

背が縮むのは、まだ５年くらいは先、自分には関係ない話だと思っていました。

健康診断で、５年前と身長は変わっていませんでしたし。

でも、筋肉が落ちているのは確かです。

着物は、毎回長さの調整ができますが、雨ゴートは調整がききません。

嫁入りに持ってきたそのままです。それが、筋肉が落ちることで、私には長くなってしまったのですね。

話を元に戻しましょう。

私たちの体は、すべての細胞が新陳代謝をおこなっています。

皆さんご存知の、肌のターンオーバーは２８日。

骨は、全身の骨がすべて入れ替わるのに、３年から５年と言われています。

骨も、肌と同じく新陳代謝を繰り返しているのです。

骨の構造はこのようになっています。

骨マガジンvol.26 骨は新陳代謝している！骨のしくみについてわかりやすく説明します｜骨の健康応援！骨ちょっといい話｜雪印メグミルク株式会社

そこで重要な役割を果たすのが、骨芽(こつが)細胞と破骨(はこつ)細胞です。「骨(こつ)芽(が)細胞」を一言で表すと「新しい骨をつくる左官職人」。①鉄筋となるコラーゲンをつくり、②食事から摂ったカルシウムをしっかり骨にくっつけるために「たんぱく質＝糊」を骨に塗っていく役目をしてくれます。
続いて「破(は)骨(こつ)細胞」。字を見るとあたかも悪者に見えますが、骨を新しく生まれ変わらせるためには、古い骨を壊す必要があります。どんな素晴らしいチームでも、「若い選手」が入ってこないとだんだん弱くなってしまうのに似ています。破骨細胞は、「縁の下の力持ち」として、古い骨を溶かしだす働きをしてくれます。

この2つの細胞がバランスよく働くことで、骨は健康に生まれ変わります。