Hi there, Atsuko is here
初めての方はこちらから→ 在米30年
最初のアパートの契約も切れて、学校近くの新しいアパートに引っ越しした。
そこはWのドリーム・アパートメントで、以前からいつもここに住みたいと思っていたんだ、と言っていた。
白い建物はちょっと欧州風で、大きなリビングにベッドルームがふたつでとっても雰囲気が良いところだった。
私達はその日引っ越しを終えて、私は部屋の中に、そしてWは外に停めてある車を移動させると言って外に出た。
しばらく経っても帰ってこないので、おかしいな。。と思っていたらWから電話が(この頃には携帯を持っていた)。
“Atsuko、Fredに電話をかけて欲しい。実は今警察にいる。それから今からATMに行ってお金を下ろしてきてして欲しい”
??なになに、どういうこと~??!!
“Fredに僕を迎えに来るよう頼んで欲しい。お金は彼に渡して。お金を下ろしに行く時、キッチンナイフを持って気を付けて行ってね”
なに~!!!!
とにかく言われるままに、Fredに電話をかけ、その足でお金を下ろしにATMがあるダウンタウンに向かった。
私達のアパートはダウンタウンの近くで、夜は危ない。
そんなところに徒歩で往復30分のところに若いジャパニーズの女の子が歩いて行くってどゆこと??
私はびくびくしながらナイフを握りしめ、足早にATMまで行き、きょろきょろしながら周りに誰もいないかを確認してから現金を下ろして(確か$300くらいだったと思う。。3万5千円くらい)家に向かった。
ほどなくFredがやってきて彼にお金を渡し、彼はWを迎えに行った。
私はとにかく自分が無事に家に帰れたことに心からほっとしていた。
そしてしばらくしてWが帰ってきた。
“どういうことよ!!!” と私は怒り狂っていた。
Wは“車を駐車しようと外に出たらパトカーが近くにいて、いきなり運転免許書をみせろって言ってきたんだよ。で、見せたらスピード違反の罰金を払ってないとかなんとかで捕まえられて、釈放するのに$300いるって。”
結局はお金は払ってあったのに警察のシステムに間違いがあったらしい。
私はあきれてしまった。
警察は大きな顔をして、今でもRacial Screening(人種によって、特に黒人に目を付けて取り締まりをする)をし、取り締まりの際に必要のない暴力をして罪もない人たちを殺してしまうことが多々ある。
たぶんこの日、初めて黒人と人種差別について実感した日だったと思う。
P.S.後から考えたら、Fredに最初に家に来てもらってATMまで車で送ってもらい、現金を引き落として家に送ってもらえばよかった。。
動揺していたのでWも私もそこまで思いつかなかった。。
Talk to you later...