京阪電車の香里園駅近くの長屋、
6畳、4畳半、そして3畳のキッチン、
トイレはあるが、風呂はない。

関西の人は文化住宅と読んでいたが、、
私たちは結婚生活を、そこでスタートさせた。

香里園駅は、急行電車で大阪中心部から20分、
交通の便が良かったので、
駅周辺の田んぼや畑は、次々とこんな長屋に変わっていった。

私は東京から、お隣も東京、
一軒おいた隣は名古屋からと、
大阪以外の人が多かったから、
大阪弁になじめなく、肩寄せあって暮らしてた。

当時、急速に住宅ローンが拡大されていって、
一人、また一人と、家を建てて転居していった。



それでも、みんな仲良しだった。
一年に1回、会う友に、
近くにきたら声かけ合ったりと
当時の友と、今も仲良くしてる。

そんな友から、東京、狭山の新茶が届いた。
彼女は、ご主人をなくされ、東京に戻った。

大阪時代をなつかしがり、
毎年、新茶を届けてくださる。
今年は彼女手作りのジャムも。



あんこが帰ったら、おいしく入れて貰おう。長生きするように、。
ケンさんもニコニコとしてる。