私は幼少の頃、祖母・母・姉・私の女性4人の家族で育ってきました。

母・姉は全然なのだけれど祖母は信心深い人でした。

 

家に仏壇があり、毎日線香をあげ、

炊き立てのご飯とお水をお供えしているところをよく見ていました。

果物やお菓子を買ってきたらまずは仏壇にお供えしていました。

お経を読んだりしていたし、お盆には迎え火と送り火もしていました。

 

仏教としては当たり前の行動だと思うので

これを信心深いを言ってしまっていいのだろうかと思うのですが、

現代社会に当てはめると信心深いという言葉が合うのではないかと思います。

 

そんな祖母の姿を見ていたことと、

高校時代の友人が強い霊感の持ち主だったこともあり、

見えない世界への興味がどんどんわいてきました。

 

さらに23歳の時に卵巣嚢腫という病気で左側の卵巣を全摘出しました。

良性の腫瘍ではあったものの原因不明のため

これも何かあるのではないかと考えるようになりました。

 

卵巣をひとつ失い私はこれから子供を産むことができるのか、

私にそんな将来が来るのか、

今となってはこの年齢まで独身で来てしまっていますが(笑)

当時は漠然とした将来への不安が大きかったです。

 

仕事をバリバリこなして自己実現を果たす!

というような性格でもなく

今のままではまずいな、どうしようもないなと思ったときに

占いにハマったのがきっかけでした。

 

占いと言いつつも、最終的に霊視になるのですが。

 

あとから知ったのですが、霊感の強い友人が言うには、

霊視でも映像で見える人、聞こえる人、

上からの言葉を言わされている人と色々いるらしく、

どこにチューニングするかによっても変わるみたいです。

 

そんなこんなで自分が病気になって手術したことがきっかけで

スピリチュアルにどんどんハマってしまいました。

 

スピリチュアルって見えないものだから

みんな不信感が強いのは分かるんだけれど、

宗教も同じスピリチュアルなのに

ポピュラーなものならいいんだろうか?と思ってしまう。

 

宗教って信仰しているうちは宗教なんだけど、

それが生活に馴染んでしまうと文化となるんですってね。

ひな祭りとか成人式とか夏のお祭りとか。

 

話は逸れましたが、

そんな感じでスピリチュアルに長い間ゆるりとハマっています。