こんばんはニコニコ


今回は前回お話ししました『中国4大刺繍』それぞれの特長をお話ししたいと思います音譜


おさらいになりますが、『中国4大刺繍』とは、蘇繍粤繍蜀繍ですピンク音符


         象牙と石の彫刻美術館HPより


画像からは、どのような違いがあるのか、、正直よくわかりませんねキョロキョロ

しかし、それぞれの特長を知ると、なるほど!違いが見えてきますよウインク



蘇繍は2600年以上の歴史があり、当時の皇室の刺繍はほとんど蘇繍が用いられていました。

緻密な模様と上品な柄で、世界的にも有名ですビックリマーク


粤繍は「広繍」とも言われ、広東省にここ200年〜300年の内に現われてきました。

構図が複雑で、色取りが鮮やかな所が特徴ですビックリマーク


は湖南省長沙市を中心に作られている刺繍のことです。蘇繍や粤繍の良い部分を取り入れ「湘繍」として新たに出来上がりました。

主に中国画をモチーフにしており、色の濃淡がはっきりし、生き生きと描かれていますビックリマーク


蜀繍は四川省成都市を中心とする刺繍で、「川繍」とも呼ばれています。こちらも2000年以上の古い歴史があります。
絵柄は生き生きとしており、色取りは鮮やかで立体感があります。縫い目は細かく変化に富みますビックリマーク


かなり簡潔な説明ですが、これだけでも違いが見えてきたのではないでしょうかひらめき電球


さらに、中国刺繍の神技とも言える技法は両面刺繍ですキラキラその名の通り表も裏もなく、両面から鑑賞できる中国の伝統工芸品です。

         象牙と石の彫刻美術館HPより


こちらは静岡県伊東市にある、象牙と石の彫刻美術館に展示されている両面刺繍『紅楼十二金釵』です。

高さ2m幅3.2mの一枚のシルク生地に、400色以上の絹糸を使用し、女子名工・5人のチームにより5年の歳月をかけて製作された特別注文品で、製作地である中国蘇州(ですので蘇繍ですね)でも他に類を見ない大きさの世界最大級だそうですびっくり


いつかぜひぜひ実物を拝観したいですおねがい


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