もう3年も経ってしまった。
そう思うべきか。
まだ3年しか経っていない。
そう思うべきか。
天変地異と、古代ならば呼んだであろう事態が、
こんなにも身近で起こるとは想像すらしなかった。
未だ先の見えぬ被災地で、被災の爪跡をなぞる様に、
昨年、友人の縁者が、仮設住宅で亡くなった。
孤独死だったそうな。
原発事故の収束作業、汚染水漏れの実態。
一時盛り上がった「脱原発」運動とは裏腹に、
密かに進む、原発再稼動への動き。
何だ、これは?
何を隠そう、我が母の誕生日は 3月11日。
3年前のあの日から 「おめでとう」 と言い辛く、
母本人も祝いの言葉を避ける風で、
自分の誕生日が、素直に喜ばしい日ではなくなったね・・・
私と二人して、そんな風に言い合っている。
(私の誕生日は、法事の日・・・祝ってもらった記憶無し)
改めて、
近い将来起こりうる震災に備え、心して備えねば。
天災で亡くなった多くの方達の冥福を祈って・・・合掌。