村上春樹原作ってんで 悪い予感したんですが、カンヌやらアカデミーやら受賞というから期待して行ったんですが長いばっかで途中で出ようかと迷いつつも一応エンドロールまで座ってました(寝ずに)。
思えばいかにも村上春樹なストーリーでした。
何を期待して行ったのか ですが、じゃあどんな映画なら期待どおり満足できたかと問われると即答できないんですわな。
今日日映画作るのって難しい時代なんでしょう。
村上春樹が嫌なら では村上龍ならどうか とか 西村賢太か浅田次郎か大江か鹿島田真希か又吉かと思い巡らしても
世界の舞台で受けるとなると 結局、村上春樹なのかとなります。
「CODA」を観るか ニミッツパークで花見しとけばよかったとも思いましたが、村上春樹原作だと、かくもへんてこな映画が出来上がる てことが実感できた有意義な3時間だったのかもしれません。
無理やり一言でいうとソフトバンクのCM的映画(ラストシーンでおとうさんが登場するし)。
景色とか映像はきれいだし 音楽は「いいね」でした(すごく)。
あと町山さん的カタルシスがちゃんとあります。