スノーウィーマウンテンズ計画(オーストラリア)

スノーウィー川をダムで堰き止め,オーストラリアアルプス山脈を導水トンネルで抜けてマリー川に水を送る計画が,第二次世界対戦後,20年余りを費やして完成した。これにより降水量の少ないマリー川流域の小麦の栽培が安定し,家畜の飼育が増大した。ユーカンビーン湖は46億㎥(十和田湖と同程度)の貯水力を有する貯水池である。