グレートバリアリーフ(オーストラリア)

グレートバリアリーフはオーストラリア北東部沿岸に広がる長さ2,000kmにも世界最大のサンゴ礁(大堡礁)で,世界自然遺産に指定されている。暖流の東オーストラリア海流影響で海水温高くサンゴの生育に適している。近年,河川からの土砂の流入や観光開発などによる環境破壊,海水温の上昇が原因とされるサンゴの白化現象や天敵であるオニヒトデの増加などによるサンゴの死滅が深刻化し,政府が対策に乗り出している。