フォークランド紛争(アルゼンチン)

1976年にペロン派政権を倒して政権を握ったアルゼンチンの軍事政権は,経済悪化や人権・言論の抑圧への批判をかわすため,1982年フォークランド(マルビナス)諸島の領有を主張して,4月に軍事占領した。しかしイギリスが反撃し,6月アルゼンチンは敗れた。敗戦は軍の権威を失墜させ,政府批判と民主化要求が高まり,1983年に民政に移管した。