国際協力を進める航空機産業

航空機の生産は,先端技術の発達したアメリカ合衆国が中心であったが,それに対抗するため,EU4か国の資本参加によってエアバス社が設立された。エアバス社では,高性能の素材や部品,エンジンなどをEU各国の企業でそれぞれ分担して製造し,フランスのトゥールーズで組み立てる国際分業によって航空機を製造している。