天然ガス田(オランダ)

1959年に天然ガス田がオランダ沖で発見されて以来,北海油田の開発が始まった。良質な低硫黄原油を産出するが,自然条件が厳しいうえ,原油は海底パイプラインで送られるためコストが高かった。しかし,オイルショック以降の原油価格の上昇により採算が取れるようになった。イギリスは1975年からイギリス石油公社が本格的に開発に乗り出し,1980年には純輸出国となった。