移民が活躍するドイツ代表チーム

国民に占める移民の割合が大きいドイツでは,スポーツ界にも変化が生じている。2010年FIFAワールドカップでのベスト4入りは,エジル選手ら移民系選手の活躍によるものと言われている。代表チーム23人のうち11人が外国生まれ,もしくは移民の子どもであり,ドイツのサッカー協会が,移民系の若者の才能育成に重点に置いてきた成果だという指摘もある。