北アイルランド紛争

イギリスの北アイルランドでは,多数派のプロテスタント系住民(グレートブリテン島からの移住)と少数派のカトリック系住民(先住民ケルト人)の間に政治・経済的格差が大きく,両者の間で激しい争いが続いてきた。1998年に和平合意が成立した後も対立が続いていたが,2005年にIRA(アイルランド共和軍)が武装闘争終結を宣言し,武装解除した。2007年には北アイルランド自治政府が成立した。

 

プロテスタントとカトリックの居住地を分けるピース・ウォール(ベルファスト