交通の要衝・スエズ(エジプト)

紅海に臨むスエズ運河南端の都市。かつては紅海とナイル川を結ぶ運河の入口であると共に,メッカ巡礼への出港地でもあった。その後,オスマン帝国海軍の拠点となり,さらに1869年のスエズ運河の開通によって港湾都市として発展した。近年は石油化学工業の集積がみられる。