アジアとヨーロッパを結ぶ-ボスポラス海峡横断鉄道トンネル

人口が1,400万人を超えるトルコ最大の都市イスタンブールは,ボスポラス海峡により街が西のヨーロッパ側と東のアジア側に二分されており,東西をつなぐ橋が2つしかないため,慢性的な交通渋滞と大気汚染に悩まされていた。その解消を目的とした海峡横断鉄道トンネルが,トルコ共和国建国90周年記念日の2013年10月29日に,日本(大成建設)の土木技術により完成した。