ホーチミンの通勤ラッシュ

ホーチミンは,住宅が密集して自動車が通行できない小道がいくつもあり,裏道や狭い路地を通ることができオートバイが生活に欠かせない。所得の向上とともにオートバイを市民が増え,一日を通して渋滞が頻発する。

 

バイクであふれる駐輪場

バイクは市民の足として,通勤・通学・仕事などのほかに,物流やタクシー代わりにも使われている。ベトナム全国のバイク保有平均台数が1,000人当たり378台であるのに対し,二大都市のハノイとホーチミンでは2倍弱の670台にのぼる。自動車保有台数も徐々に増えており,各地で深刻な渋滞が多発している。ハノイでは,バスなどの公共交通機関の整備を目的とした日本の国際協力が行われている。