バンコクのトゥクトゥク

東南アジアにおけるかつての庶民の重要な交通手段は,三輪式の自転車「サムロー」であった。しかし,バンコクの都心部では自動車交通の妨げになるとして,乗り入れが禁止されてしまった。三輪式自転車にエンジンがついた「トゥクトゥク」も自動車の普及によって,現在は主に観光向けの乗り物として利用されている。トゥクトゥクと同様のものをインドネシアでは「バジャイ」という。