2006年8月27日(日) 瑞牆山 (みずがきやま、2,230m、山梨県)
天気: やっぱ今日も雨/曇り
6:00起床。
目覚め悪く、体中痛い。
重い体に鞭を打ち、テントの外に。
「俺は晴れ男だろ!」と願いながら、お天気チェック!
重たそうな、くも。 はあ。
まあ、めげても仕方なし。 朝飯を食べて、瑞牆山山頂を目指し、出発!
なだらかな斜面をゆっくり登ったと思ったら、一気に下降。
「えー、せっかく登ったのに」
降りた所に、川が。 これが、天鳥川かいな。
ここから、岩場を急上昇。
荷物はほとんどテントに置いてあるから、身軽な格好でグイグイ登る。
岩場は面白い。
大人のアスレチックだね。
来年は、ロッククライミングをやってみようかな。
← これは、さすがに登らなかったけど。
そういえば、今日は曇りだったね。
ぜ~ん、ぜん見えません。
頂上で関西から来た、アクティブシニアの方々。
「いやー、もう2度と来ることない、今生のお別れだ・・・」云々。
若い間に、この世界に目覚めることができて、よかったと実感。
達成感、空気、天上の景色(今日は曇りだけど)を知らないで死ぬのは、確かに惜しい。
と思いながら、気圧でパンパンに膨れたビスコを食べ、湧き水で沸かしたコーヒーを飲んで下山。
下山途中、たくさんの登山者に出会う。
「あと、どのくらいで頂上ですか?」
「いやいや、まだまだですよ。 頑張ってください」と答える。
(そういえば、俺も苦労して/楽しんで、この岩場を登ってきたな・・)
不思議なもので、登頂できると、何とも言えない山に対する愛着と、下山途中で出会う人への愛着がわく。
富士見小屋に昼前に戻り、テントを片付けて、 瑞牆山荘に戻り車で帰宅した。
車で帰宅途中、神様も申し訳ないと思ったか、
少しだけ、太陽光をくれた。
いい旅だったなー。